2016年09月14日

「フードバンク八王子えがお」が、NPO法人化を目指した総会を9月11日に開催

 このブログで以前【フードバンクTAMA(八王子市中町)など今年、八王子市で、フードバンク団体が相次ぎ新設】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/441548819.html

 フードバンクとは、企業などから寄贈された食品を、生活困窮者などに無償提供する活動で、社会のセーフティーネットの役割を果たします。

 今回は「フードバンク八王子えがお」の紹介です。フードバンク八王子えがおは、NPO法人化を目指した総会を2016年9月11日八王子駅近くのアミダステーションで開催しました。

 総会では、役員を決定しましたが、毎日新聞に紹介されたこともあって、資料が不足するほど人が集まったそうです。
 
 以前ブログでも紹介した【貧困児童のための無料学習塾「八王子つばめ塾」(八王子市元横山町)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/440095411.html

 にもフードバンク八王子えがおの食料が届けられています。

 フードバンクの設立が相次ぐ八王子市八王子市域を超え、周辺の自治体・人を巻き込んで、支援の輪が広がっています。人に優しい街はとても魅力的です(^^)

フードバンク八王子えがお Facebook https://www.facebook.com/foodbank8smile/


【記事】
フードバンク八王子えがお
きょう総会 NPO法人化、申請へ 中高生支援、高齢者にも/東京
(2016年9月11日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160911/ddl/k13/040/076000c

 豊かな食生活が送りにくい人々を地域の力で支えようと、八王子市内で活動する「フードバンク八王子えがお」が11日、NPO法人化を目指した総会を開く。これまで民間の無料塾の子供たちにパンを届けてきたが、支援の輪を高齢者などさらに広げることが目標。10月にも都にNPO法人の認可申請をする予定だ。【野倉恵】


 えがおによると、活動のきっかけは昨秋、市内の集会で、白梅学園大元教授で社会福祉を教えていた佐野英司さん(77)が子供の貧困について講演した際、「自分たちにも何かできないか」と参加者から声が上がったこと。今年3月、元教員や主婦ら約30人が任意団体「えがお」を結成した。

 さっそく、メンバーは7月までスーパーや米販売店などを回り、食品の譲り受けを頼み続けたが、調達は難航した。たとえば、古くなった米はパンや麺類の材料に転用され、提供が難しいというのだ。

 窮地を救ったのは、市内のパン製造販売店「ファリーヌ」経営者の松尾秀隆さん(60)からの冷凍パン提供の申し出だった。パンは冷凍すれば保存しやすいものが多く、解凍後もおいしく食べられるからだ。その後、経済的に厳しい家庭の中高生も多数通う市内の無料塾「八王子つばめ塾」(小宮位之(たかゆき)事務局長)の生徒に、この冷凍パンを提供することになった。

 7月から現在まで、週1度、家族分も含め計130個を2教室に届けた。「おいしい」。無添加の手作りパンは好評で、7月末の塾の合宿で昼食にも提供され、子供たちのエネルギー源になった。松尾さんは「うちのような小さな店が協力できるか心配だったが、おいしいと食べてもらえてうれしい」と話す。

「えがお」は10月からは、地元生協の協力も得て、一般家庭などからも、食品を持ち寄る催しを始める。仕事をかけもちし、子供に手をかけにくい一人親家庭や生活費を得るアルバイトで疲れ切った学生を多く見てきたという佐野さんは「生活に困った人たちに、心を寄せる人間が地域にいることを伝えたい」と期待している。

 総会は11日午後2時から、同市東町3の4のアミダステーションで開く。メンバー以外も参加可能で交流会も実施する。支援希望などの問い合わせはフードバンク八王子えがお(Eメール=f.bank8@gmail.comか佐野さん(電話080・5643・4050)。

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【八王子市イベント情報】
☆2016年9月14日(水)じゅん散歩|テレビ朝日 午前9時55分〜10時30分
高田純次が「高尾」を散歩
http://dimora.jp/digital-program/276721-8228/2E04/?areaId=03

☆2016年9月15日(木)じゅん散歩|テレビ朝日 午前9時55分〜10時30分
高田純次が「西八王子」を散歩
http://dimora.jp/digital-program/276721-8228/2F04/?areaId=03

☆2016年9月17日(土)
越中八尾おわら風の舞 in 八王子
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/sangyo/shogyo/event/030875.html

☆2016年9月17日(土)ブラタモリ NHK総合 午後7時30分〜8時15分
#47 高尾山 〜高尾山はナンバーワンの山!?〜
https://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html

☆2016年9月29日(木)〜10月3日(月)
2016年全国大陶器市 第15回八王子値切り市
https://hachi-navi.com/event_detail/122

☆2016年10月23日(日)
「お十夜(じゅうや)」 於・大善寺内
http://www.hachioji-kankokyokai.or.jp/osusume/detail.php?q=osusume5243ef12b0de5

☆2016年11月5日(土)
「八王子天狗祭2016」 於・エスフォルタアリーナ八王子
http://hachiten.com/

☆2016年11月23日(水祝) 開場18:30 開演19:00
「よしもとお笑いまつりin八王子」 於・オリンパスホール八王子  
http://www.syumatsu.jp/pc/east/tokyo/
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2016年09月12日

日本初の障害者の自立生活センター「ヒューマンケア協会」(明神町)

 30年前に、国内初の本格的な障害者自立生活センターヒューマンケア協会」(八王子市明神町)を創設した代表の中西正司さん(72)。

 中西正司さんは、事故で障害者となり「哀れみの福祉は受けたくない」との思いから、健常者と対等な関係を築くため、介助をボランティアでなく有料にし、障害者が雇う側(事業主体)になって、1986年に「ヒューマンケア協会」を設立しました。

 これは、ものすごく画期的なことです。障害者福祉が行政の施しではなく、障害者が選ぶ仕組みになったことは大きい。障害者が事業主体となって初めて、在宅サービスの質や量がどの程度必要かが掘り起こされ、ニーズと派遣実績、コストを明確な実証データで表に出せたそうです。

 今では、自立生活センターは、日本全国に約120カ所を数えるようになりました。八王子に、このように素晴らしい先進的なアイデアを持ち、実践してきた方がいらっしゃたんですね。

 中西正司さんは、政令市以外の市町村では初となる八王子市障害者差別禁止条例の制定にも関わったそうです。中西さんの今後ますますのご活躍と、ヒューマンケア協会に対する、読者皆さまのご関心が高まることを切に願います。

ヒューマンケア協会 http://www.humancare1986.jp/index.html
ヒューマンケア協会.png


【記事】
だいあろ〜ぐ
東京彩人記 障害者が福祉の主体に ヒューマンケア協会代表・中西正司さん(72)/東京
(2016年9月7日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160907/ddl/k13/040/070000c

 福祉の受け手から担い手へ−−。30年前、国内初の本格的な障害者の自立生活センターを八王子市内に創設した中西正司さん(72)は、国内の障害者自立運動のリーダーの一人だ。介助や相談支援を障害者中心の事業体が展開する同様の組織は127カ所に広がり、活動は公的制度にも強い影響を与えた。政令市以外の市町村では初となる同市の障害者差別禁止条例の制定にも関わった。これまでの歩みと将来への思いを聞いた。【野倉恵】

−−日本にも自立生活センターを創設しようと考えた経緯は?

 大学3年生の春、運転中のオートバイの事故で首の骨を折り、7年間寝たきりの後、車椅子生活となりました。リハビリ施設では、比較的、軽い方で退所できましたが、日中ずっと着替えや排せつ訓練ばかりの時も。重度の寝たきりの方が介助側の事情から、午後3時半には寝かされていたことも気になった。自分も施設を出ようとする時、医師が復学に難色を示し、学生生活に戻れなかった。一生、介助なしに生きてはいけないが、それでも哀れみの福祉は受けたくない。ならば、健常者と対等な関係を築くため、介助をボランティアでなく有料にし、障害者が雇う側になれば、と考えたのです。

−−センター設立当時の状況は?

 八王子市内の障害者施設の一角に電話を1本引き、職員4人でスタートしたのが「ヒューマンケア協会」。当初はほぼ無報酬でしたが、世はバブル経済の時期で、高齢化に備え基金を作った都から、サービスやプログラムに補助が出た。センターも軌道にのり、各地に同種のセンターが広がるきっかけとなりました。

−−社会への影響は?

 長らく、重度障害者は施設にいるものとされてきたが、障害者が事業主体となって初めて、在宅サービスの質や量がどの程度必要かが掘り起こされ、ニーズと派遣実績、コストを明確な実証データで表に出せた。24時間介助が実現する自治体も出てきて、在宅で社会参加する支えが具体化。車椅子で街に出る障害者が増えれば、仲間が駅のエレベーター設置状況などを調べ、改善を訴えるなど交通アクセスも改善しました。

−−障害者福祉は制度が大きく変わる一方で、財源問題で揺れ続けました。

 障害者福祉が行政の施しではなく、障害者が選ぶ仕組みになったことは大きい。財源確保は大切な課題ですが、重い障害があっても、周囲に支えられながら地域で暮らすのは生存権の保障の問題です。そもそも、障害者の地域福祉予算は大型公共事業よりずっと小さい規模に過ぎません。

−−障害者虐待防止法が2012年、障害者差別解消法も今年、それぞれ施行されました。今後の課題は?

 国連障害者権利条約を批准するため整備された障害者差別解消法を、社会に根づかせる必要があります。権利条約のスローガンは「私たち抜きに私たちのことを決めないで」。自立生活センターの運営委員の過半数と代表者らは、ずっと障害者。当事者による発信を続けながら次の世代には、アジアや世界の障害者を支援する側の役割も意識し、力を入れてほしいですね。

記者の一言
 東日本大震災の被災地で、自宅から動けない大勢の障害のある人から「民間救援で救われた」と聞いた。障害者団体を調整し、いち早く動いた一人が中西さんだ。日本の障害者福祉の風景を変えてきた一人でもある。その冷静さ、戦略性を学ばねばと、取材にうかがうたび背筋が伸びる。

■人物略歴
なかにし・しょうじ
 兵庫県生まれ。20歳の時の交通事故で車椅子生活に。1986年「ヒューマンケア協会」設立。90年、障害者インターナショナル(DPI)議長に就任。2003〜09年、全国自立生活センター協議会代表(現副代表)。

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【八王子市イベント情報】
☆2016年9月12日(月)じゅん散歩|テレビ朝日 午前9時55分〜10時30分
高田純次が「八王子」を散歩
http://dimora.jp/digital-program/276721-8228/2C06/?areaId=03

☆2016年9月14日(水)じゅん散歩|テレビ朝日 午前9時55分〜10時30分
高田純次が「高尾」を散歩
http://dimora.jp/digital-program/276721-8228/2E04/?areaId=03

☆2016年9月15日(木)じゅん散歩|テレビ朝日 午前9時55分〜10時30分
高田純次が「西八王子」を散歩
http://dimora.jp/digital-program/276721-8228/2F04/?areaId=03

☆2016年9月17日(土)
越中八尾おわら風の舞 in 八王子
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/sangyo/shogyo/event/030875.html

☆2016年9月17日(土)ブラタモリ NHK総合 午後7時30分〜8時15分
#47 高尾山 〜高尾山はナンバーワンの山!?〜
https://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html

☆2016年9月29日(木)〜10月3日(月)
2016年全国大陶器市 第15回八王子値切り市
https://hachi-navi.com/event_detail/122

☆2016年11月5日(土)
「八王子天狗祭2016」 於・エスフォルタアリーナ八王子
http://hachiten.com/

☆2016年11月23日(水祝) 開場18:30 開演19:00
「よしもとお笑いまつりin八王子」 於・オリンパスホール八王子  
http://www.syumatsu.jp/pc/east/tokyo/
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2016年09月02日

フードバンクTAMA(八王子市中町)など今年、八王子市で、フードバンク団体が相次ぎ新設

 「フードバンクTAMA」(八王子市中町)、「フードバンク八王子」、「フードバンク八王子えがお」など今年、八王子市で、フードバンク団体が相次ぎ新設されています。

 フードバンクとは、企業などから寄贈された食品を、生活困窮者などに無償提供する活動で、社会のセーフティーネットの役割を果たします。弱者救済のこういう団体の設立が相次ぐ八王子は、人に優しい自治体と言えますね。

 以前ブログでも紹介した【貧困児童のための無料学習塾「八王子つばめ塾」(八王子市元横山町)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/440095411.html

 にもフードバンクの食料が届けられているそうです。

 また【子どもの孤食・貧困問題に対応し、温かい食事を提供する「はちおうじ子ども食堂」が、2015年2月から開始】も紹介しましたね。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/426688914.html

 温かい人の心のネットワークに感動です。皆さんも参画してみませんか。


【記事】
東京)貧しい子の食事支えたい
(2016年8月29日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1608291300001.html

支援先に米などを届ける芝田晴一朗さん(中央)らフードバンクTAMAのメンバーたち=日野市
フードバンクTAMA.jpg

◆日野の男性ら「フードバンク」設立

◆困窮した過去重ね活動

 貧しい子どもの食事を支えたい――。日野市の男性が今夏、企業などから寄贈された食品を、生活困窮者などに無償提供する「フードバンク」の団体を仲間らと立ち上げ、活動している。きっかけは子どもの頃の貧困体験。「現場に足を運び、ニーズに合ったものを届けたい」と意気込む。

 18日夕。任意団体「フードバンクTAMA」=八王子市中町、神山治之代表=のメンバー3人が、日野市の社会福祉法人に米10キロと500ミリリットルのペットボトルのお茶24本などを届けた。同法人は週2回、子どもが勉強を教わるなどしながら過ごせる「居場所」を、夕食付きで運営している。本村雄一理事長(55)は「お米代が助かり、その分、より栄養ある食事を出せる」。フードバンクTAMAの芝田晴一朗事務局長(63)は「そういう話を聞くと、ますますやる気になります」と笑った。

 活動の発端は芝田さんの貧困体験だ。大阪在住だった小学4年生の時、父が営む製袋会社が倒産した。夜逃げ同然で引っ越したが、自宅には借金取りがやってくる。食事に困り、近所のパン屋や工場で安く分けてもらったパンの耳や即席麺などで食いつないだ。

 定時制高校を経て奨学金を受けて大学に進学し、そのまま母校に就職。結婚して2男に恵まれ、順調な生活を送ってきた。そんな今年2月、貧困にあえぐ子どもの現状をシンポジウムで具体的に知り、「昔の自分が重なった」。募った仲間らと6月に団体を設立、NPO法人の認証を都に申請中だ。

 「営業」は楽ではない。八王子、日野両市内のスーパーや食品関連会社などに片っ端から電話をかけるが、門前払いもよくある。それでも10ほどの会社や団体などを口説き落とし、これまでに子どもを支援する施設など11カ所に米やレトルト食品などを届けた。

 今後も供給元と提供先の拡大に努める方針。芝田さんは「食べられることは自立の大前提。届けた食料で、子どもたちが前向きに生きていってくれればうれしい」と話す。

◆全国的に増加傾向

 こうした団体は全国的に増加傾向にある。農林水産省の2014年2月の調査では、台東区のNPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」が00年に活動を始めたのを皮切りに、国内で約40団体が活動。現在、都内には他に狛江市などにも同様の団体がある。食品ロスや経済格差などの問題が背景にあるとみられ、中でも八王子市では今年、団体の新設が相次いでいる。

 一般社団法人「フードバンク八王子」は国分寺市のIT会社長、國本康浩さん(56)が6月に知人らと設立。「セカンドハーベスト・ジャパン」から譲り受けた食料を、市に紹介された生活困窮者などに月2回、決まった場所に取りに来てもらう形で提供している。國本さんは「今後はいつでも提供できるようにし、場所も増やしたい」と話す。

 また任意団体「フードバンク八王子えがお」は元教員などの有志が3月に設立、NPO法人を目指して9月に総会を開く。現在は市内のパン屋から週1回、冷凍したパンを譲り受け、無料塾に届けている。10月には生協と協力し、市民らから食品提供を募る催しも予定。中心メンバーで、元大学教授の佐野英司さん(77)は「食に困った人々を、幅広く助ける活動にしていけたら」と話している。(川見能人)

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【八王子市イベント情報】
☆2016年9月3日(土)・4日(日)
第15回 踊れ西八夏まつり
http://www.248shop.net/event/2016-summer.html

☆2016年9月11日(日)
巨 人 ― DeNA (イースタン・リーグ)
於・ダイワハウススタジアム八王子(八王子市民球場)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/npb/2016/schedule/eastern09.html

☆2016年9月17日(土)
越中八尾おわら風の舞 in 八王子
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/sangyo/shogyo/event/030875.html

☆2016年9月17日(土)ブラタモリ NHK総合 午後7時30分〜8時15分
#47 高尾山 〜高尾山はナンバーワンの山!?〜
https://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html
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