2019年10月22日

国土交通省が2020年度に多摩都市モノレール延伸の進捗状況を調査。八王子ルート実現のため最大限の対策を

 以前ブログで、

八王子市が10月28日、多摩都市モノレール・八王子方面ルートの延伸実現を、東京都に要望】(2014年11月11日)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/408636619.html

「新たな時代の八王子の公共交通を考える〜多摩都市モノレール八王子ルートの実現に向けて」をテーマに2月1日、市民フォーラムを開催】(2015年03月01日)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/414918580.html


八王子市が多摩都市モノレール誘致活動を活発化。6月末に「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」を設立へ。】(2015年06月11日)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/420640759.html

多摩都市モノレール延伸ため「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」が6月26日設立される】(2015年06月26日)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/421558094.html

石森孝志市長が、2016年度から次世代型路面電車(LRT)導入の検討開始。中心市街地(八王子駅)と多摩ニュータウン(南大沢駅)を結ぶ】(2016年01月27日)
http://welovehachioji.seesaa.net/article/433017626.html

 など多摩都市モノレール八王子ルートについては、これまで数多く紹介してきました。

多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会
(平成29年10月31日 八王子市ホームページ)
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/001/006/001/003/p022349.html
八王子ルートとは
多摩センター駅から、多摩ニュータウンの小田急線多摩線唐木田駅付近、京王相模原線南大沢駅付近、多摩美術大学付近を経由して、八王子ニュータウンの横浜線八王子みなみ野駅付近を通り、JR八王子駅へ至る延長約17キロメートルの路線です。
多摩都市モノレール八王子ルート.jpg

 一時、モノレールのほかに八王子市が独自に次世代型路面電車(LRT)導入なども検討したのですが、こちらは撤回となり、再び多摩都市モノレール八王子ルート延伸に焦点が絞られました。

こちらにも細かなルート情報があります。
 ↓
多摩都市モノレール 八王子延伸に関する情報ページ
https://mjws.org/in-tama-hachiojienshintop.html

 以前、八王子ルートは、他ルートより優先順位が一段、低く設定されたいたときもありましたが、その後の巻き返しで、他ルートと優先順位は同じになっています。

 ここからが本題です。
 国土交通省2020年度に、24路線の鉄道整備計画の進捗状況を調査することがわかりました。その24路線の中に多摩都市モノレール延伸も含まれています。ぜひ八王子市は、八王子ルート実現のため、国交省の調査前までに最大限の対策をとってください。

国交省の調査内容は、
@地元自治体や鉄道事業者などで組織する会議体の有無 
Aプロジェクトの費用便益比(B/C)などを調べる。

 以上二つの観点から、国交省が鉄道事業の許認可を所管する立場から業務の参考とします。計画ごとに地元自治体の意欲や取り組み状況、事業の実現可能性などに温度差があるため状況を整理。調査結果は小委の後継組織として年に1回開催しているフォローアップ委員会で共有するそうです。

 まず@についてですが、「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」の構成員に鉄道事業者(多摩都市モノレール)が入っていません。要するに条件を満たしていません。
 対策として、「八王子ルート整備促進協議会」のメンバーに多摩都市モノレールを招き入れる。あるいは、八王子ルート整備促進協議会多摩都市モノレールとの定例的な協議会を開催することでクリアできるはずです。

 Aについてですが、これは八王子市が予算を使って、より具体性のある「プロジェクトの費用便益比(B/C)」を作成すべきです。

 八王子ルート上の南大沢には拠点となる首都大学東京(東京都立大学)があります。特にルート上の多摩美術大学周辺では近年、大規模な東京消防庁南多摩防災施設が完成、また鑓水地区での大型商業・物流・住宅の再開発が進行中であったりと拠点としての価値が高まっており、八王子ルート自体の重要度が増しました。

 八王子ルート上では、モノレールのための導入空間道路の確保をしている所が市内いたるところにあります。早期実現に向けて八王子市の今まで以上の積極的な動きに期待します。なぜなら実現に向けての市の本気度がまったく感じられません。

 このような大事業であれば、政治的な影響力も必要です。八王子市が率先して、危機感を持って、市民のため、市の発展を見据え、できる限りの手を尽くして取り組んでほしいと思います。よろしくお願いします。


【記事】
国交省/東京圏の鉄道整備24計画で検討状況調査へ/交政審答申をフォローアップ
(2019年10月7日 日刊建設工業新聞)
https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3201910070203

 国土交通省は、東京圏で検討が進む「地下鉄8号線の延伸」など、計24路線の鉄道整備計画の進捗(しんちょく)状況を2020年度に調査する。24路線の整備計画は交通政策審議会(交政審、国交相の諮問機関)の小委員会が16年4月に公表した答申に盛り込まれている。計画ごとに地元自治体や鉄道事業者などで組織する会議体の有無、プロジェクトの費用便益比(B/C)などを調べる。鉄道事業の許認可を所管する立場から業務の参考とする。

 答申は、2020年東京五輪・パラリンピックなどを契機とするインバウンド(訪日外国人旅行者)の急増を見据え、東京都心と羽田、成田両空港を連絡する鉄道の新設・延伸・複々線化事業を中心に計画を抽出した。

 計画ごとに地元自治体の意欲や取り組み状況、事業の実現可能性などに温度差があるため、状況を整理する。調査結果は小委の後継組織として年に1回開催しているフォローアップ委員会で共有する。

 答申に記載された24件の計画は次の通り(計画名称や対象区間は答申の表記に準拠)。

 【国際競争力の強化に資する鉄道ネットワーク整備プロジェクト(8計画)】

 ▽都心直結線新設(押上〜新東京〜泉岳寺)▽羽田空港アクセス線新設及び京葉線・りんかい線相互直通運転化(田町駅付近・大井町付近・東京テレポート〜東京貨物ターミナル付近〜羽田空港、新木場)▽新空港線新設(矢口渡〜蒲田〜京急蒲田〜大鳥居)▽京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅引上線の新設 ▽常磐新線延伸(秋葉原〜東京〈新東京〉)▽都心部・臨海地域地下鉄構想新設及び同構想と常磐新線延伸の一体整備(臨海部〜銀座〜東京)▽東京8号線(有楽町線)延伸(豊洲〜住吉)▽都心部・品川地下鉄構想新設(白金高輪〜品川)

 【地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資する整備プロジェクト(16計画)】

 ▽東西交通大宮ルート新設(大宮〜さいたま新都心〜浦和美園〈中量軌道システム〉)▽埼玉高速鉄道線延伸(浦和美園〜岩槻〜蓮田)▽東京12号線(大江戸線)延伸(光が丘〜大泉学園町〜東所沢)▽多摩都市モノレール延伸(上北台〜箱根ケ崎、多摩センター〜八王子、多摩センター〜町田)▽東京8号線延伸(押上〜野田市)

 ▽東京11号線延伸(押上〜四ツ木〜松戸)▽総武線・京葉線接続新線新設(新木場〜市川塩浜付近〜津田沼)▽京葉線の中央線方面延伸及び中央線複々線化(東京〜三鷹〜立川)▽京王線複々線化(笹塚〜調布)▽区部周辺部環状公共交通新設(葛西臨海公園〜赤羽〜田園調布)▽東海道貨物支線貨客併用化及び川崎アプローチ線新設(品川・東京テレポート〜浜川崎〜桜木町、浜川崎〜川崎新町〜川崎)

 ▽小田急小田原線複々線化及び小田急多摩線延伸(登戸〜新百合ケ丘、唐木田〜相模原〜上溝)▽東急田園都市線複々線化(溝の口〜鷺沼)▽横浜3号線延伸(あざみ野〜新百合ケ丘)▽横浜環状鉄道新設(日吉〜鶴見、中山〜二俣川〜東戸塚〜上大岡〜根岸〜元町・中華街)▽相模鉄道いずみ野線延伸(湘南台〜倉見)。
posted by 銀河流星 at 15:00| Comment(2) | 多摩都市モノレール八王子ルート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

石森孝志市長が、2016年度から次世代型路面電車(LRT)導入の検討開始。中心市街地(八王子駅)と多摩ニュータウン(南大沢駅)を結ぶ

 以前ブログで【八王子市が多摩都市モノレール誘致活動を活発化。6月末に「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」を設立へ。】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/420640759.html

 このとき私は、多摩都市モノレール誘致について、これまで積極的に取り組みをしてこなかった八王子市を批判しました。残念なことに、八王子ルート東京都の「整備効果が高いことが見込まれる」路線に格上げされませんでした。

 ところで2016年1月25日、石森孝志市長が次世代型路面電車LRTライト・レール・トランジット)を八王子市単独で整備することを、2016年度から検討すると明らかにしました(^^)

 これは非常に賢明な判断、英断です。

 多摩都市モノレールを取り巻く厳しい現状を考えると、たとえ多摩都市モノレール八王子ルートが「整備効果が高いことが見込まれる」路線に位置づけられたとしても、実現が30年後になるのか50年後になるのかまったく見えません。

 そうであれば早期に実現可能なLRTにシフトし、市内の新交通体系の整備を行うべきです。
 LRTは、エコでクリーン、二酸化炭素排出量が他の交通機関より少ないうえ低騒音、また乗り降りの際、段差がないため高齢者や車イスなどの身障者にも優しい公共交通システムとして注目を浴びており、ドイツフランスなどヨーロッパで積極的に取り入れられている交通機関です。

 幸いにも多摩モノレール八王子ルートの用地をLRTに転用できるようなのです。多摩モノレール八王子ルートのうち、7割の約12キロが八王子市内で、その6割以上の用地が既に確保されており、モノレールは高架の軌道建設が前提のため、LRTに必要なレールや架線の設置などは可能だそうです。

 多摩都市モノレール八王子ルートは、八王子駅南口から多摩センター(多摩市)までを結ぶ約17キロの路線。しかし、これを八王子市内だけを通るLRTにすることで、八王子駅南口から南大沢駅を結ぶ12キロに短縮できます。

 LRT八王子市の第2の拠点「南大沢駅」に繋がることで、同駅は京王相模原線と交わり乗換駅となるため、南大沢エリアの拠点性を高め、更なる発展が望めます。また反対に八王子駅にも同様のことが言えます。

 何といっても、これまで不便だった中心市街地(八王子駅)と多摩ニュータウン(南大沢駅)を1本で結ぶ路線ができることで市民相互の交流、利便性が向上し、一体感が生まれ、八王子市の将来を考える上で画期的なことです。

 八王子市LRTの「実施計画案」をスピード感をもって策定し、先ずは人口増加地域というメリットを享受できる中心市街地(八王子駅)と多摩ニュータウン(南大沢駅)を結ぶライトレールを早期実現し成功させることで、更なる延伸(北部・北西部方面)も具体化していくと思います。

 LRTの整備には国からの支援がありますが、今後「八王子ライトレール」への東京都JR東日本京王電鉄などからの出資・協力を促し、またライトレールの周辺大学とも協力し、大学生の通学利便性向上、また大学からの資本参加なども具体的に考えていく必要が生まれるでしょう。

 「八王子ライトレール」のタイムスケジュールとしては、2016年度は調査・研究・試算など。2017年度に「八王子ライトレール会社」の設立と「実施計画認定申請」。2020年度〜2021年度開業。

 八王子市には、以上のようなスピード感で、ぜひ真剣に事業に臨んでほしいと思います。

 下記に、参考記事として、ライトレールの2019年開業を目指す宇都宮市の記事を転載しています。また富山市ライトレールは早期に黒字化を実現しているので、調査すれば大いに参考になると思います。

【記事@】
八王子市、次世代型路面電車の整備検討 モノレール延伸と両にらみ
(2016年1月26日 東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201601/CK2016012602000159.html

多摩モノレール八王子ルート.jpg

 八王子市の石森孝志市長は二十五日、次世代型路面電車(LRT)を市単独で整備することを、二〇一六年度から検討すると明らかにした。市内には多摩モノレール「八王子ルート」の延伸計画があるが、早期実現が難しいことから、モノレールの要望は続ける一方で、必要と判断した場合には、そのルート上に路面電車を通すことも視野に入れ、両にらみで市中心部とニュータウン地域のアクセス向上を目指すという。 (村松権主麿)

 モノレール延伸計画「八王子ルート」は、多摩センター(多摩市)とJR八王子駅南口を結ぶ約十七キロ。経由地は、八王子市内のニュータウン地域にある南大沢駅(京王相模原線)などが想定される。国は年度内にも交通政策審議会の答申を出し、一六年度から十五年間の整備方針を示す。

 だが、この答申に向け、都は昨年七月、瑞穂町と町田市への延伸ルートを「優先的に整備すべき路線」と位置付けた。一方で、八王子ルートは「検討すべき路線」にとどめた。

 八王子市交通企画課は「八王子ルートは相模原線や横浜線など競合路線があり、需要が分散する、などと説明を受けた」と理由を分析する。このため、瑞穂町や町田市などへの延伸が優先される可能性が高い。

 二十四日の市長選で再選を決めた石森市長は記者会見で、国に対し、八王子ルートの優先整備を要望する方針を説明。その一方で、完成には時間がかかるとの認識も示し、「ニュータウンと八王子(市街地)の一体感のある街のあり方が必要だ。LRTなど、もう少し可能性の高いものを検討したい」と話した。

 石森市長の説明や市交通企画課によると、モノレール八王子ルートのうち、七割の約十二キロが市内で、その六割以上の用地が既に確保されている。開通している道路もあるが、モノレールは高架の軌道建設が前提のため、LRTに必要なレールや架線の設置などは可能という。そこで、モノレールの計画は強く要望しつつ、同じ場所にLRTを開通させる構想を練るのも可能と考えたという。

 石森市長は、LRTを整備する場合は「市単独で行う」とした上で、整備に向けて「費用対効果や、モノレールでの(市の)財政負担の試算も含めて検討したい」と述べた。

 LRT ライト・レール・トランジットの略。低床で高齢者も利用しやすく、加速の性能が優れた次世代型路面電車。富山市が導入して成功したことにより注目が高まり、宇都宮市などで導入計画が進んでいる。高架軌道が必要なモノレールに比べ、整備費を抑えられるメリットもある。

【記事A】
石森・八王子市長
LRTの導入検討 ニュータウン−市中心 /東京
(2016年1月26日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160126/ddl/k13/010/153000c

 24日投開票の市長選で再選を決めた八王子市の石森孝志市長は25日、当選後初の会見で、市東側の多摩ニュータウン地区と市中心部を結ぶ交通手段としてLRT(次世代型路面電車)導入を検討することを表明した。

 同市はニュータウン地区と市中心部を結ぶ交通手段として、多摩都市モノレールの延伸を要望してきた。

 国の交通政策審議会は、3月までに東京圏の新たな鉄道整備についての答申を出す予定だが、モノレール延伸はJRや京王線があるなどの理由から、優先度が低いと判断される可能性が高い。

 石森市長は「ニュータウン(の人たち)を八王子に引っ張ってきたいと思っており、(モノレール延伸に比べ)LRTなど可能性の高いものを来年度には検討したい」と述べた。

 市にとっては、都が主体で建設したモノレールは、延伸も都の判断が大きいのに対し、LRTは市の主導で新設できるメリットがある。【黒川将光】

【記事B】
LRT導入を検討 八王子市、市単独事業で整備
(2016年1月26日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160126-00000067-san-l13

 八王子市の石森孝志(たかゆき)市長は25日、同市南東部に広がる多摩ニュータウン地域とJR八王子駅を核とする市中心部を直結する新交通システムとして、市単独事業でLRT(次世代型路面電車)導入を検討する意向を明らかにした。

 ニュータウン地区と市中心部の移動は、京王相模原線とJR横浜線を橋本駅(相模原市緑区)で乗り継ぐ形が一般的。

 市ではこれまで多摩都市モノレールが多摩センター駅から八王子方面へ延伸(約17キロ)されれば、両地区を直結して一体的なまちづくりが可能になるとして、昨年6月に官民共同で「整備促進協議会」を設置するなどして延伸を目指してきた。

 しかし、国土交通省の交通政策審議会が今年度中にもまとめる「東京圏の都市鉄道のあり方に関する答申」に延伸が盛り込まれるかは未定で、関係者には「早期実現は難しい」との見方が強く、引き続き延伸を働きかける一方で、「市が主体的に動ける対応」を模索することにした。

 モノレール延伸のための路線は同市内分約12キロのうち「6割以上の用地、道路を確保できている」ことから、同路線にLRTを通すことが可能かどうか、来年度から検討する。

 LRT導入には百億円単位のコストがかかるとみられ、経費圧縮のため、2台のバスをつないだような連節バスによる高速輸送システム(BRT)も検討対象になりそうだ。

-------------------------------------------------------

【参考記事@】
宇都宮ライトレールなど、実施計画を申請…2019年12月開業目指す
(2016年1月25日 レスポンス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160125-00000012-rps-bus_all

宇都宮ライトレールなどは2019年12月の開業を目指し軌道運送高度化事業の実施計画を申請した。写真はLRTが乗り入れる予定の宇都宮駅東口。
宇都宮ライトレールが乗り入れる宇都宮駅東口.jpg

 栃木県の宇都宮市と芳賀町を結ぶ軽量軌道交通(LRT)の計画について、宇都宮ライトレール・宇都宮市・芳賀町の3者は1月22日、地方公共交通の活性化及び再生に関する法律(活性化法)に基づき軌道運送高度化事業の実施計画認定を申請した。

 3者が今回申請したのは、宇都宮市宮みらい(宇都宮駅東口)〜芳賀町下高根沢間14.6kmを結ぶ軌道の整備・運営で、事業費は458億円。宇都宮市と芳賀町が軌道を整備し、宇都宮ライトレールは両市町から施設を借り入れて電車を運行する。

 宇都宮ライトレールは2015年11月に設立された第三セクター。宇都宮市が約41%、とちぎライトレール支援持株会が約23%、芳賀町と関東自動車がそれぞれ約10%を出資している。このほか、東武鉄道や東野交通も株主に名を連ねている。

 実施計画が認定された場合、軌道法に基づく軌道事業の特許を受けたものとみなされる。開業は2019年12月の予定だ。 《レスポンス 草町義和》

【参考記事A】
LRT運行開始は31年12月 宇都宮市、計画案を議会に説明
(2016年1月20日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000033-san-l09

 宇都宮市は19日、市議会議員協議会で、LRT(次世代型路面電車)導入計画で、軌道法により国土交通省に申請する「軌道運送高度化実施計画」案を説明した。LRTの事業着工は7月、運行開始予定は平成31年12月とされた。

 実施計画案でこれまでの説明と異なるのは、需要予測のうち休日の利用者数を変更したのと、収支計画で人口減少、人件費と物価の上昇を前提条件として加味したこと。

 休日の利用者数はこれまで、通勤・通学をゼロとして計2846人としてきたが、通勤2671人、通学131人と計算し直し、計5648人と算出した。

 毎年度、人口を0・5%減少、人件費は0・3%上昇、物価は0・2%上昇すると見込んで立て直した収支計画では、単年度黒字になるのが32年、累計黒字になるのは39年で、営業開始30年目の60年には営業収益12億2360万円、費用便益比は1・12と見込んでいる。

 実施計画案の概要は、宇都宮市と芳賀町が軌道を整備し、運送事業者は宇都宮ライトレール。軌道は宇都宮市宮みらいを起点に、芳賀町下高根沢を終点とする14・6キロ。停留場19カ所、車両基地1カ所、変電所4カ所、追い越し施設2カ所を整備する。導入する車両はバリアフリーの超低床式で17編成。運転速度は時速40キロだが、将来、50キロ、LRT単独走行区間70キロを目指す。概算の工事費は458億円。

 地域公共交通網形成のために、バスなどと乗り換えるトランジットセンター整備や乗降用ICカードの導入なども予定している。

 市は20日の芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会で実施計画案を協議後、実施計画を策定。今月中に、国交省に認定申請する予定。

【参考記事B】
栃木・宇都宮に「LRT」が走る日は来るのか
路面電車に大規模投資、増える自治体負担
(2015年10月22日 東洋経済)
http://toyokeizai.net/articles/-/88808

【参考記事C】
栃木県宇都宮市の次世代型路面電車(LRT)計画が発進! 全国の自治体が注目するワケ
(2015年10月16日 ビジネス+IT)
http://www.sbbit.jp/article/cont1/30266

-------------------------------------------------------

【参考記事D】※八王子市の姉妹都市「台湾・高雄市」にもライトレール
<高雄ライトレール>来年にも第2期区間着工へ 2020年完成を目標/台湾
(2016年1月20日 中央社フォーカス台湾)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000008-ftaiwan-cn

台湾・高雄ライトレール.jpg

 (高雄 20日 中央社)高雄市政府捷運工程局は、計画中の高雄ライトレール(LRT、軽軌)第2期区間について、早ければ来年6月にも着工し、2020年の完成を目標にしていることを明かした。今年中に開業が予定されている第1期区間と合わせて全長22.1キロの環状線が誕生する。

 第2期区間は哈瑪星−籬仔内間13.4キロメートルに23駅を設置。開通後は高雄メトロのレッドライン、オレンジラインと合わせ、広域的な鉄道ネットワークの一端を担う。

 沿線には美術館や流行音楽センターなどの文化施設が点在。観光発展にも期待が寄せられている。
(王淑芬/編集:齊藤啓介)

※続報ブログ
八王子LRTに追い風! 国土交通省が次世代型路面電車(LRT)の普及を図るため、技術基準を見直しへ
http://welovehachioji.seesaa.net/article/433842712.html

4月7日の国の答申は、多摩都市モノレール延伸の「ランク付け」行わず。八王子ルートが再浮上だが、LRT検討も
http://welovehachioji.seesaa.net/article/436393798.html

2015年06月26日

多摩都市モノレール延伸ため「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」が6月26日設立される

 先日ブログで【八王子市が多摩都市モノレール誘致活動を活発化。6月末に「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」を設立へ。】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/420640759.html

 八王子市が、出遅れ感のあった多摩都市モノレール誘致活動を活発化するため全市的に取り組む「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」が、2015年6月26日、設立されました😃

 今後、早期に多摩都市モノレール八王子ルート延伸を実現してほしいですね。

 ところで延伸工事は、ぜひ八王子駅からの工事と、多摩センターからの工事を双方向で同時進行させるべきでしょう。そうすることで早期開通に繋がります。

 どうしても片方向の延伸工事しかできない場合、まず優先するのは八王子駅からの工事です。
 八王子駅から八王子みなみ野エリアが先に繋がることで、その間、八王子駅の求心力が高まります。反対(多摩センターからの工事優先)の場合、モノレールが八王子駅到達するのが最後となり、八王子駅への波及効果が遅れます。

 工事の優先順位を含め、いかに八王子駅の求心力を高めることができるかまで考えて、多摩都市モノレール八王子ルート延伸実現に取り組んでほしいですね。

【記事】
多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会を設立
(2015年6月25日 八王子市 市長定例記者会見資料)市長発表資料C
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/soshiki/kochokohoshitsu/koho/H27/kaiken0625.pdf

 平成26年度から、国の交通政策審議会において、東京圏における今後の都市鉄道のあり方について検討しており、今年度中に答申が出される見込みです。多摩都市モノレール八王子ルートの実現のためには、その答申において、更なる整備促進が図られるような位置づけとなることが重要です。

 そこで、市民の機運を高め、関係各所へ要望を行っていくなど、促進活動に取り組むため、「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会(仮称)」を設置します。

              記

1 協議会の名称 多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会
2 設立日 平成27年6月26日(金)
3 構成メンバー

  所属
   八王子市長
   八王子商工会議所会頭
   八王子市町会自治会連合会会長
   八王子商店会連合会会長
   公益社団法人八王子観光協会会長
   大学コンソーシアム八王子会長

4 協議会の今後の取組み
   平成27年7月上旬 東京都に対する要望活動
   平成27年秋頃 啓発イベント開催


【テレビ】
多摩都市モノレール延伸を 八王子で協議会
(2015年6月26日 NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150626/k10010128951000.html

多摩都市モノレール どの街に延伸?
多摩都市モノレール延伸 八王子.jpg

 国が今年度中に東京都周辺の新たな鉄道整備計画を決めるのを前に、東京・多摩地域を南北につなぐ多摩都市モノレールを八王子市方面に延伸するよう求める協議会が作られ、26日、設立総会が行われました。

 東京都などが出資する第三セクターの多摩都市モノレールは、現在、東大和市と多摩市を南北に結ぶ16キロを走っていますが、今後の延伸先として、北側は武蔵村山市方面、南側は八王子市と町田市方面が候補となっています。
 
 しかし、ことし3月に都が公表した中間まとめでは、武蔵村山市や町田市方面への延伸については「整備効果が高いと見込まれる」とされた一方で、八王子市方面については言及されませんでした。

 こうしたなか八王子市では、モノレールを誘致するための協議会を発足させることになり、26日の設立総会には、市や経済団体、それに住民団体の代表が出席しました。

 はじめに八王子市の石森孝志市長が「延伸が実現すれば多摩ニュータウン地区と八王子中心部をつなぎ、沿線地域の活性化、利便性の向上につながる。厳しい状況だが、なんとしてでも延伸を実現したい」とあいさつしました。そして今後、延伸の実現に向け、協議会として東京都などへの要望を行うことなどを申し合わせました。

 八王子市交通企画課の中邑仁志課長は「今後、東京都が示す考え方の中に、ぜひとも八王子ルートを入れてもらえるよう取り組みを進めていきたい」と話していました。

 多摩都市モノレールの延伸については、国が今年度中に出すことにしている東京都周辺の新たな鉄道整備計画で決定されます。東京都では、その前に、それぞれの延伸ルートについて整備した場合の需要などについて改めて分析し、都としての最終的な計画をまとめることにしています。

【追加記事】
多摩都市モノレール八王子ルート整備に向けて東京都へ要望書を提出
(平成27年7月のフォトニュース 八王子市)
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/seisaku/joho/22245/050392.html

摩都市モノレール八王子ルート.jpg

 7月3日、多摩都市モノレール八王子ルート整備に向けて、石森市長が東京都の佐野克彦技監へ要望書を提出しました。6月26日に設立された「多摩都市モノレール八王子ルート整備促進協議会」の会長として、初めての要望活動となります。市長は地域の活性化のために八王子ルートが必要であると力強く説明しました。

 同協議会では、引き続き市民の皆さんの八王子ルート整備に向けた機運を高めていくとともに、実現に向けて積極的に取り組んでいきます。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。