2020年01月19日

八王子の郷土の刀「下原刀(したはらとう)記録誌」(全34ページ、オールカラー)が完成。販売も

 以前ブログで【八王子の郷土刀である下原刀(したはらとう)。「平成の下原刀を高尾山に奉納する会」プロジェクトが立ち上がる】(2018年02月23日)を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/457130074.html

 八王子の郷土の刀「下原刀(したはらとう)記録誌」(全34ページ、オールカラー)が、このたび完成しました(^^)

 販売もしてるので、興味ある方は、ぜひご購入ください(^^)

 八王子は歴史のある街で、このブログでも紹介してきましたが、さまざまな文化が継承されていることがわかります。この文化の力、すなわち八王子の力ですね(^^)


【記事】
下原刀 記録誌が完成 「平成最後」の作刀など紹介
(2020年1月16日号 タウンニュース八王子版)
https://www.townnews.co.jp/0305/2020/01/16/513647.html

下原刀 記録誌 八王子.jpg

 室町時代末期から幕末にかけて恩方地区などで作られたとされる郷土刀の「下原刀(したはらとう)」。その歴史を残そうと、昨年4月に「平成最後の下原刀」を高尾山に奉納したNPO法人「武州のよりあい」(磯沼孝理事長)はこの度、記録誌を作製した。関係者への配布を始めている。

 記録誌は全34ページ、オールカラー。下原刀の由来についての説明をはじめ、「平成最後」を作刀するにあたって、市民の協力によって砂鉄を集めたイベント、たたら製鉄・鍛錬などの工程、そして高尾山への奉納までを豊富な写真で紹介している。磯沼理事長は「これだけの良いものができるとは思わなかった。下原刀を郷土の刀として多くの人に知ってもらえれば」と話す。

購入可能

 希望者は購入できる。2500円(寄付金相当額含む)。数に限りあり。問い合わせは事務局【メール】info@jpcom27.comへ。
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

八王子市出身の歌田年(うただ・とし)が、『模型の家、紙の城』で宝島社『このミステリーがすごい!』大賞を受賞

 八王子市出身の歌田年(うただ・とし)が、2019年10月1日、『模型の家、紙の城』で、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しました。おめでとうございます(^^)

 大賞の賞金は1200万円だそうです。良かったですね(^^)

 歌田年氏は、大手の模型雑誌『ホビージャパン』『電撃ホビーマガジン』などの編集者として20年以上のキャリアを持ち、模型の専門家として、プラモデル工作に関する共著も別名義で何冊か出しているそうです。

 『模型の家、紙の城』の話の中身は、紙鑑定士(その実態は、紙の販売代理業を個人で営む紙商)を自称する語り手が、ゴミ屋敷に住む"伝説のモデラー"(プロの模型作家)とタッグを組んで事件の謎を解くサスペンス・ミステリー。

 皆さん、ぜひご一読ください(^^)

第18回『このミス』大賞受賞作品 模型の家、紙の城
(『このミステリーがすごい!』大賞 宝島社)
http://konomys.jp/information/win-vol_18/10274.php

歌田年(うただ・とし)受賞コメント
歌田年(うただ・とし)受賞コメント.jpg

「小説家になりたい」と最初に思ったのは中2の時でした。ある日妙な機械から出て来たおじさんに「その夢は42年後に叶うよ」と言われ、ゲンナリしてしまいました。
成人して会社員になり充実した人生を歩んで来ましたが、数年前に介護離職し在宅仕 事に切り替わりました。しかし仕事が全然ありません。これでは命に関わると必死の思いで書いた本作が幸運にも大賞を頂き、なんとか食いつなぐことができそうです。
皆さま本当にありがとうございました。それにしてもあのおじさんは……
 

【記事@】
『このミス』大賞発表! 賞金1200万円を獲得したのは、56歳の元・模型雑誌編集者
(2019年10月4日 大森望 | SF翻訳家、書評家)
https://news.yahoo.co.jp/byline/ohmorinozomi/20191004-00145213/

大賞受賞者が造形したマタニティロボ・ジオラマ(写真提供・宝島社)
大賞受賞者が造形したマタニティロボ・ジオラマ(写真提供・宝島社).jpg

 数ある小説新人賞の中でも最高の賞金額を誇るのが、宝島社の主催する『このミステリーがすごい!』大賞。大賞の賞金は1200万円(優秀賞は200万円)。

 これまで、『流』の東山彰良や《チーム・バチスタ》シリーズの海堂尊をはじめ、深町秋生、柚月裕子、中山七里、乾緑郎、佐藤青南、岡崎琢磨など、数々のベストセラー作家を送り出してきた。最近だと、志駕晃『スマホを落としただけなのに』もこの賞から生まれたヒット作。

 10月1日、その『このミス』大賞の最新(第18回)受賞作が発表された。

 ……と他人事みたいに言ってますが、大森は選考委員のひとりなので、読んだ感想も交えながら紹介しよう。

 大賞に輝いたのは、歌田年(うただ・とし)の『模型の家、紙の城』。話の中身は、紙鑑定士(その実態は、紙の販売代理業を個人で営む紙商)を自称する語り手が、ゴミ屋敷に住む"伝説のモデラー"(プロの模型作家)とタッグを組んで事件の謎を解くサスペンス・ミステリーだ。

 名探偵役が特殊な業界の知識を駆使するタイプのミステリーは小説でもドラマでもぜんぜん珍しくないが、紙にまつわる蘊蓄と模型にまつわる蘊蓄がダブルで披露されるのがこの作品の特徴。紙のプロが依頼を受け、模型のプロが推理する。モデラーのほうはほとんど家から出ないので、一種の安楽椅子探偵ものでもある。

 著者は、1963年、東京都八王子市生まれ。大手の模型雑誌『ホビージャパン』『電撃ホビーマガジン』などの編集者として20年以上のキャリアを持ち、模型の専門家として、プラモデル工作に関する共著も別名義で何冊か出している。その後、出版社の生産管理部に異動し、印刷用紙の調達を担当。この両方の職歴を生かしたのが、今回の受賞作というわけだ。

 現在は、作中の安楽椅子探偵と同じく、プロの模型作家として活躍(緋瑠真ロウ名義)。現在、新宿ゴールデン街のBar「十月」にて、「緋瑠真ロウ造形作品展」と題する個展を開催している(10月15日まで。要ドリンク代)。

 ちなみに今年の第65回江戸川乱歩賞を受賞した『ノワールをまとう女』の神護かずみ氏は1960年生まれ。乱歩賞史上最高齢での受賞と話題になったが、歌田氏のほうも、たぶん(大賞受賞者に限れば)『このミステリーがすごい!』大賞の最高齢受賞者だろう。同世代の二人が、1200万円と1000万円(乱歩賞の賞金額)を獲得したことになる。

 一方、同じ回の『このミス』大賞で優秀賞を獲得した朝永理人(ともなが・りと)『君が幽霊になった時間』は、学園祭のお化け屋敷を舞台にした学園本格ミステリー。首吊り幽霊に扮していた少女が絞殺死体で発見された。彼女はいつ本物の死体になったのか?

 “お化け屋敷の殺人”という、(僕の知るかぎり)ありそうでなかった設定を最大限に生かし、被害者の死亡時刻をひたすらロジックで詰めていく。解決編の切れ味は鮮やかで、探偵役からの“読者への挑戦”も挿入されて、いやがうえにも期待と気分が盛り上がる。

 こちらの著者はぐっと若く、1991年、福島県郡山市生まれ。親子ほど年齢の違う二人が、それぞれ大賞と優秀賞を受賞したわけだ。

 昨年から新設されたU−NEXT・カンテレ賞(『このミス』大賞候補作の中から、ドラマ化を前提として選ばれる)は、貴戸湊太(きど・そうた)『ユリコは一人だけになった』が受賞した(賞金は100万円)。こちらは、20年前まで女子校だった百合ヶ原高校に代々伝わる"ユリコ伝説"をモチーフにした都市伝説ものの学園本格ミステリー。いくつかの難点が指摘されて最終選考には残らなかった作品だが、ドラマ化すればおもしろくなりそうだ。

 以上の受賞作3作は、改稿のうえで、来年1月以降、宝島社から順次刊行予定とのこと。お楽しみに(なお、タイトルは刊行時に変更される可能性があります)。


【記事A】
「このミス」大賞は歌田年さんの「模型の家、紙の城」
(2019年10月1日 読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20191001-OYT1T50228/

第18回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)の受賞作が1日発表された。大賞は歌田年さんの「模型の家、紙の城」、優秀賞は朝永理人さんの「君が幽霊になった時間」に決まった。賞金は大賞1200万円、優秀賞200万円。また、映像化を前提とした作品に贈る「U―NEXT・カンテレ賞」は貴戸湊太さんの「ユリコは一人だけになった」に決まった。
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2019年09月29日

筑摩書房から新書『日本を救う未来の農業』を上梓した竹下 正哲(まさのり)拓殖大学教授(八王子市打越町在住)

 八王子市打越町在住の竹下 正哲(まさのり)拓殖大学教授が、新書『日本を救う未来の農業』(筑摩書房)を2019年9月5日、刊行しました。

 竹下教授は、29歳のときに第15回太宰治賞も受賞してますよ(^^) 

筑摩書房 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480072504/
『日本を救う未来の農業』筑摩書房.jpg


【記事】
拓殖大学教授で筑摩書房から新書「日本を救う未来の農業」を上梓した
竹下 正哲(まさのり)さん 打越町在住 48歳
(2019年9月26日号 タウンニュース八王子版)
https://www.townnews.co.jp/0305/2019/09/26/499263.html

竹下 正哲(まさのり)拓殖大学教授.jpg

危機にこそ希望はある

 ○…出版のきっかけは「日本の農業は壊滅するかもしれない」という危機感だ。「オランダのトマトは同じ面積で日本の8倍採れます。当然価格も安くなる」。すでに世界では衛星画像やクラウドシステムを使った効率的な農業が当たり前になっているという。「『AI農業など邪道』という意見もあるでしょう。私も同意です。しかし、正しいものが生き残るとは限らない。進化しなければいけない」

 ○…千葉県出身。北海道大学に進み、大学院修士課程修了後に青年海外協力隊としてエチオピアに。そこで目の当たりにしたのは貧しさから、協力隊が植林した苗を抜いて薪として使う現地の人々の生活だった。「畑や果樹など収穫できるものでないといけない」。この思いが復学して改めて農業を学ぶきっかけになった。

 ○…20歳頃から小説家を志望し、復学した大学院時代の29歳のときに第15回太宰治賞を受賞。しかし、それだけでは暮らしていけなかった。30歳を過ぎても定職に就けず、「明日のパンも買えない」ほど貧しかった。そんな中、それまで見向きもしなかったリンカーンやエジソンなど偉人の本を読み漁った。「みんな挫折していた。共通する答えは『心のありよう』だった」。それからは「心だけはハッピーに」と前を向いたところ、一時はあきらめかけた博士号を取得。大学講師の職も得た。

 ○…拓殖大学で「日本唯一の文系の農業」を開拓。当初は「理論は知っていても栽培方法を知らなかった」。そこで地元農家に弟子入りもした。学生を連れて山梨県の農家集団と一緒に耕作放棄地を復活させる企画も始動。学生が会社を立ち上げて収益を上げる予定だ。「ビジネスとして成立すれば、若者も入ってくる」。農業が危機的だからこそ、変革のチャンスでもあると希望を見出している。
posted by 銀河流星 at 00:52| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする