2016年12月07日

江戸時代に八王子ではじまり、南多摩地域に広がった竹細工「メカイ(めかご)」

 江戸時代八王子ではじまり、南多摩地域に広がった竹細工「めかい」に関する記事がありました(^^) 八王子市でも定期的に「めかい」作りの講習が行われています。

 八王子発祥の伝統工芸であるので、ぜひ伝統を引き継ぎ、次世代へ継承してほしいです(^^) 八王子駅前の商業施設「セレオ八王子北館」などでも、ぜひ展示即売会を開催できるといいですね(^^)

メカイ(めかご)とは
http://tamahaku.jp/event/00247.html

メカイ(めかご).jpg

メカイ(めかご)とは、篠竹で作る六つ目編みの小型かごです。
メカイ作りは、江戸時代の文化年間に宇津貫村で始まり、その後由木村へ伝わり、多摩村(現・多摩市)をはじめとする南多摩地域に広がったといわれています。かつては冬の農閑期に様々な大きさや形のメカイが作られ、仲買人によって主に東京方面に出荷されていました。農家の生活を支える大切な副業だったのです。

地域の伝統技能 メカイ作り
https://youtu.be/XJfx-2cfTfs


【記事】
東京)多摩の竹細工 後世に
(2016年12月1日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1612011300001.html

めかい作りの講習会。地元の経験者から技術を教わった=町田市小野路町

◇市民ら保存会発足

 江戸後期から戦後しばらくにかけて、多摩南部の農村では「めかい」と呼ばれる篠竹(しのだけ)のかごが盛んに作られた。この竹細工の技術を知る人が少なくなるなか、次世代への継承の取り組みがかつての生産地で活発になりつつある。町田市小野路町では保存会が4日に発足する。

 めかいは、多摩丘陵の里山に自生する篠竹(アズマネザサ)を使い、六角目に編んだ小型のかご。江戸後期に今の八王子市で作られ始め、多摩市や町田市、稲城市など多摩南部に広がったとされる。農家の冬場の副業として貴重な収入源となり、東京や横浜などの都市部に出荷された。

 戦後、安価なプラスチック製品の普及によって衰退。材料がとれる里山もニュータウン開発などで多くが失われた。生産地の一つだった小野路町でも往事を知る人はわずかだ。

 保存会の発足は、NPO法人日本郷土史家協会(町田市)が「このままだと途絶えてしまう」との危機感から、小野路町で10、11月に4回の講習会を企画したのがきっかけだ。

 めかいの歴史から、篠竹の採取や加工、編み方まで一通りを学ぶ。参加者をタウン誌で募集するとすぐに定員いっぱいになり、最終的に20人が受講した。

 めかい作りの研究や指導に力を尽くした故・萩生田長吉氏から教えを受けた立川英治さん(68)らが講師を引き受けた。めかい作りの経験がある地元のお年寄りも講師陣に加わった。最年長の永井?夫(とみ・お)さんは94歳だ。

 10年ほど前に家族で小野路町に移り住んだ銘釼(めいけん)裕子さん(41)は「伝統技術を受け継ぎたい」と講習会に参加。「どれほど手間がかかるのかを実感した。趣味で終わらせず、仕事と両立しながら続けたい」と話す。竹細工の経験がある倉重小百合さん(50)は「身近でとれる材料で作れ、環境にいいのが魅力。売れるくらい上手になり、皆さんの元に届けたい」と言う。

 講師と参加者の有志は保存会を立ち上げることにした。リーダー格の立川さんは「技術を継承できる人が育つきっかけづくりをしたい」と話す。

 ここ数年、めかい作りの継承への関心が高まりつつある。恵泉女学園大(多摩市)では4年前、学生らが「恵泉めかいサークル」を結成。週1回、住民らと一緒に作り方を習っている。3年前には多摩市主催の講座をきっかけに、受講者やスタッフによる「多摩めかいの会」もできた。発祥の地の八王子市でも里山管理の傍ら、めかい作りを続けるグループがあるという。

 めかいを研究している同大の篠田真理子准教授(環境史)は「多摩丘陵で気軽にとれる篠竹を利用しためかい作りは、東京に残る里山の価値や地域史を考えることにもなる。技術の習得は時間がかかるが、次の世代に継承してほしい」と話す。(武井宏之)
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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