2016年10月30日

八王子市出身の肥沼信次医師が縁で、八王子市とドイツ・ウリーツェン市が海外友好交流都市の協定締結へ

 以前ブログで【八王子市出身の肥沼信次(こえぬま のぶつぐ)医師とドイツのヴリーツェン市の絆が絵本に。『ヴリーツェンの風のなかで』出版】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/427446631.html

 八王子市出身の肥沼信次医師の縁で、八王子市は、2016年11月3〜7日の日程で中村敬副市長を団長とする訪問団をドイツ・ウリーツェン市に派遣、八王子市ドイツ・ウリーツェン市海外友好交流都市の協定締結に向けた協議をはじめます(^^)

〜肥沼 信次(こえぬま のぶつぐ)医師について〜
 肥沼信次氏は、広く人類の役に立つ医学研究者を志して日本医科大学卒業後にドイツへ留学。東洋人では初めてベルリン大学の正教授資格を取得した。第二次世界大戦中もドイツに留まり、終戦後、荒廃したヴリーツェンという町で発疹チフスの治療にあたり、その後、自身も病にかかり37歳の若さでこの世を去った。
 ヴリーツェンの人々は、博士の献身的な人命救助活動を決して忘れることなく、その功績を讃え、1994年7月にはヴリーツェン市の名誉市民として「記念銘板」に刻まれ、今なお人々から敬われている。

 八王子市は、これまで中国・泰安市台湾・高雄市韓国・始興(しふん)市海外友好交流都市の協定を結んでいます。

 八王子市は、ドイツ・ウリーツェン市との海外友好交流都市の締結を2017年の市制施行百周年の記念事業と位置付け、2016年12月に市議会に諮り、2017年7月ごろに協定締結、10月の百周年式典にウリーツェン市長を招く予定だそうです。

 実現すると、八王子市にとって初めてのヨーロッパ海外友好交流都市となりますね(^^)


【記事】
八王子市、独・ウリーツェン市と友好締結へ 市出身・肥沼医師が縁
(2016年10月28日 東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201610/CK2016102802000153.html

八王子市から贈られた千羽鶴を手に、肥沼医師の墓前で行われた慰霊式に出席する人たち=今年3月、独ウリーツェン市で(八王子市提供)
八王子市、独・ウリーツェン市と友好締結へ 市出身・肥沼医師が縁.jpg

 八王子市は、十一月三〜七日の日程で中村敬副市長を団長とする訪問団をドイツ・ウリーツェン市に派遣し、海外友好交流都市の協定締結に向けた協議を始める。八王子市出身の肥沼信次(こえぬまのぶつぐ)医師(一九〇八〜四六年)が第二次世界大戦後にウリーツェンで治療に当たった縁で、これまでも交流を続けてきた。 (村松権主麿)

 ウリーツェンはドイツ北東部のベルリン近郊にあり、ポーランド国境まで約十五キロ。昨年十二月末の人口は約七千三百人。

 肥沼医師は一九三七年からベルリン大に留学し、大戦末期にウリーツェンに移った。ドイツ敗戦後、医師が極端に不足する中で感染症がまん延。肥沼医師は現地の伝染病医療センターの責任者に任命され、多くの患者を治療したが、自らも発疹チフスにかかって亡くなった。

 東西冷戦下、東ドイツにあったウリーツェンでの肥沼医師の活動は日本に伝わらなかったが、八九年の「ベルリンの壁」崩壊後、現地と日本でその功績に光が当たった。ウリーツェンは九四年に名誉市民とし、毎年三月八日の命日には市内の墓前で慰霊式を開いている。

 八王子市では昨年、市民団体「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」が発足し、今年の命日に合わせて千羽鶴を作製。市を通じてウリーツェンに贈り、医師の墓前に手向けられた。その際、両市長が手紙を送り合っている。

 訪問団は、担当部長や議会関係者、ウリーツェンの高校と姉妹校となっている八王子高校教諭ら六人。協議開始を提案する石森孝志市長の親書を持参、今後の交流について意見交換する。市は、締結を来年の市制施行百周年の記念事業と位置付けており、今年十二月に市議会に諮り、来年七月ごろに協定締結、十月の百周年式典にウリーツェン市長を招く予定。石森市長は「百周年は八王子の歴史を振り返る節目。肥沼医師の活躍を多くの市民に知ってもらい、さまざまな交流を深め、ドイツ文化を味わってほしい」と話した。

 八王子市は、中国・泰安市、台湾・高雄市、韓国・始興(しふん)市と海外友好交流都市の協定を結んでいる。
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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