2016年05月18日

八王子市が6月から福祉施設の設置基準を独自緩和。空き家や空き店舗を福祉施設に活用へ

 八王子市が画期的な取り組みをはじめました。2016年6月から福祉施設の設置基準を独自緩和し、空き家や空き店舗を福祉施設に活用できるようにします。

 都内の福祉施設は、都の建築物バリアフリー条例に基づき「廊下幅140センチ以上」「トイレは車いす利用できる大きな空間が必要」などの基準を満たす必要があります。

 八王子市によると、事業者が規準をクリアできず設置を断念するケースが年十数件あり、空き家や空き店舗が活用できないケースも目立つそうです。

 そういうことから、今回の八王子市の基準緩和が、福祉施設事業者の新規参入をたやすくし、空き家や空き店舗の活用を促進し、福祉施設不足の解消と、ひいては街の活性化へと繋がります。

 このブログで以前【八王子市が「中心市街地まちづくり方針」を策定。駅周辺の約115haの面積要件を緩和し、市街地更新を促進へ】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/436895158.html

 八王子市は、2015年4月に中核市なってから、街の活性化、更新化を図るため、独自の方針を次から次へと打ち出しています。

 今後の八王子市の発展が楽しみになってきますね(^^)

八王子市プレスリリース 2016/05/17】
空き家・空きテナントを活用した福祉施設の設置を促進
都内初 東京都「建築物バリアフリー条例」の新たな取扱方針
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/soshiki/kochokohoshitsu/koho/H28/kaiken0517.pdf


【記事@】
八王子市
空き家・店舗を福祉施設に 設置基準を独自緩和 /東京
(2016年5月18日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160518/ddl/k13/010/222000c

 少子高齢化の影響などで都市部でも増えている空き家や空き店舗を福祉施設に活用できるよう、八王子市は17日、都条例に基づく福祉施設の設置基準を6月から独自に緩和すると発表した。条例の基準を満たせず断念するケースもあったが、今後は障害者向けデイサービスや親と暮らせない子供のグループホームなどへの活用拡大が期待できるという。具体的な運用方針は6月に公表する。

 都内の福祉施設は、都の建築物バリアフリー条例に基づき「廊下幅140センチ以上」「トイレは車いす利用できる大きな空間が必要」などの基準を満たす必要がある。八王子市によると、事業者が規準をクリアできず設置を断念するケースが年十数件あり、空き家や空き店舗が活用できないケースも目立つという。

 条例は区市町村の判断による独自の規準緩和を認めている。具体的なイメージが不明確なため、区市町村による緩和の動きは鈍かったが、都が2014年、安全で利用しやすければ厳密に規準通りでなくても小規模施設の利用を認めるという趣旨の「考え方」を提示。八王子市が初めて、独自の運用方針を策定した。

 市の運用方針は、自力で移動できる知的障害者や子供向け施設の廊下や階段の幅の基準を緩和する。また、空きビルの3階以上の部屋を使う場合に必要だった大きな扉や手すり付きエレベーターも、防火管理者をおけば一般のエレベーターのままで活用可能になる。

 こうした基準緩和で空き家や空き店舗を活用する際、一部の改修工事が不要になる見通し。市の担当者は「利用者の安全や過ごしやすさを確保しつつ、空きスペースの活用につなげたい」としている。【野倉恵】


【記事A】
東京)福祉施設の開設基準を独自に緩和へ 八王子市
(2016年5月18日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ5K43Y5J5KUTIL021.html

 障害者向けデイサービスなどの福祉施設を増やそうと、八王子市は17日、開設の際に守らないといけない都条例の設置要件を独自に緩和すると発表した。都内では初めて。一戸建てやテナントビルでも開設しやすくなるといい、市は空き家対策にもなるとみている。

 市によると、緩和するのは高齢者・障害者・子供の各分野の福祉施設。こうした施設は都の「建築物バリアフリー条例」が適用され、開設の条件として「廊下は幅1メートル40センチ以上」「浴室には車いすが使える十分な空間」が要るなどと定められている。

 しかし、普通の一戸建てやテナントビルなどにはこれほどの広さや空間がないことが多い。そのため、福祉事業者らからは「施設を作りたいが、基準が厳しい」「空き家を活用してほしいのに」などといった声が市に寄せられていた。

 そこで市は利用者が使いやすければ、基準通りでなくても設置を積極的に認めてよいとする考え方を、2014年秋に都が示したことを受け、緩和を検討。例えば、廊下や浴室などでは、利用者が移動したり、使ったりするのに困難でなければよいなどとして、案件ごとに検討することにし、来月15日から施行することにしたという。

 総務省によると、国内で空き家は増加傾向。13年の「住宅・土地統計調査」では、市内でも一戸建ての空き家は計5900戸あり、市は空き家を減らす効果も期待しているとする。

 開設しやすくなる一方で、施設自体はこれまでより、狭いものができる可能性もある。石森孝志市長は17日の定例会見で「全てがオーケーというわけではないので、しっかり手続きをしながら、最終的に決定していきたい」と話した。(川見能人)
posted by 銀河流星 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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