2016年04月29日

『巨大山城 八王子城 精密ルートマップ2016年版』(揺籃社)が、4月1日販売開始

 『巨大山城 八王子城 精密ルートマップ2016年版』(揺籃社)が、2016年4月1日販売開始になりました(^^)

 八王子城(八王子市元八王子町)は、北条氏照が築いた戦国時代を代表する山城。4キロ・メートル四方にわたり山の地形を生かした大規模な造りで、国史跡に指定され、日本城郭協会の「日本100名城」に選定されています。

 同ルートマップは、日野市多摩平の自営業、堀籠隆さん(51歳)が8年かけて踏査した力作。八王子城を詳しく見たいという人には必携のガイドマップとなりました(^^)

 新緑の美しい季節。皆さんもぜひルートマップを手に八王子城跡に出かけてみませんか(^^)

揺籃社 http://www.simizukobo.com/
 

【記事@】
八王子城跡 精密マップ
(2016年4月28日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20160427-OYTNT50348.html

完成した八王子城精密ルートマップを前に、城の魅力を語る堀籠さん
巨大山城 八王子城 精密ルートマップ2016年版.jpg

◆日野の堀籠さん 8年かけ出版

 日野市多摩平の自営業、堀籠隆さん(51)が8年かけて踏査した八王子城(八王子市元八王子町)の精密ルートマップが完成し、出版された。巨大な山城の隅々までを自分の足で調べ上げた力作。城跡内は危険も多く、詳しく見たいという人には必携のガイドマップだ。

 八王子城は北条氏照が築いた戦国時代を代表する山城。4キロ・メートル四方にわたり山の地形を生かした大規模な造りで、国史跡に指定され、日本城郭協会の「日本100名城」に選定されている。

 だが、山が険しく発掘が難しいため、復元や本格的な調査は一部にとどまる。3月には高齢男性ががけから滑落する事故が発生し、救出隊は堀籠さんのマップを参考に活動したという。

 堀籠さんは北海道出身で、道内の大学を卒業後、大手家電メーカーに就職し、八王子工場で設計などに20年間たずさわった。2007年に脱サラし、日野市でプラスチック加工器具の製造販売を始めた頃、ぶらりと訪ねた八王子城跡の雄大さに魅せられ、全容がほとんどわからないことにも興味を覚えた。

 それから暇を見つけては城に通った。国土地理院が公開している標高図を基に歩き、石垣の崩れた跡や消えかかった道の位置を確認。一般地図には記載されていない沢や山などを、地元の人に名前を確認しながら地図上に再現していった。愛用の登山靴はボロボロになり、接着剤で補修しながらの城跡巡りだった。

 ガイドマップには石垣や地形を生かした防御のための竪堀たてぼり、古池の跡など戦国時代をほうふつとさせる遺構の位置に加え、倒木の位置やマムシ危険地帯など踏査しないと得られない情報も載せた。マップの裏には城に関するよもやま話も掲載され、そのいずれもが山行200回の成果だ。

 堀籠さんは「山行1000回の先達もいて、まだまだ。全容の6割程度しか解明できていない。今後も踏査を続けます」と話す。

 なお、城周辺の登山、散策について、八王子市文化財課では「城跡には立ち入りできない私有地や国有林もあるので、城跡ガイダンス施設やボランティアガイドに確認してほしい。サルやイノシシなど野生動物が目撃されているので、ラジオや鈴など音の出るものの準備も」と呼びかけている。

 堀籠さんの「巨大山城 八王子城 精密ルートマップ2016年版」(揺籃社)は定価2000円(税別)。八王子市内の書店で販売している。


【記事A】
「八王子城精密ルートマップ」発刊 現地を歩いて地図補正、新発見の遺構も
(2016年04月13日 八王子経済新聞)
http://hachioji.keizai.biz/headline/2067/

「八王子城精密ルートマップ」をまとめた堀籠さん
「八王子城精密ルートマップ」をまとめた堀籠さん.jpg

 多摩地域の書店などで4月1日、八王子城跡の遺構などの情報などをまとめた「巨大山城 八王子城精密ルートマップ 2016年版」の販売が始まった。

 国指定史跡として知られる八王子城跡。今回は本業の傍ら「八王子城測量家」として同城跡を巡っている堀籠(ほりごめ)隆さんが自ら歩いて作り上げた地図と、砦や陣地など遺構や見どころスポットなどの情報で構成されており、A1サイズのルートマップ4枚、B3サイズの付録1枚という「大作」となっている。

 八王子城を「歴史と自然を同時に満喫できる、日本で最も巨大でちょっと危険なテーマパーク」(原文ママ)と紹介したうえで、北部・南西部・南東部・中部の4つのエリアに分けて解説。地図の製作に当たっては、現地での歩数を基にした簡易測量とGPSによるポイントデータから補正をかけており、「国内山地図最高精度の等高線」とうたう。

 八王子城のルート整備などをボランティアで行う「八王子城1000人プロジェクト」の発起人でもある堀籠さん。「ネットの地図を見たら八王子に城のマークがあるのに情報が無かったので気になった」。2007年秋に散策を初めて以来、10年にわたって情報を収集。今回のルートマップは、その成果になる。「八王子城は城域が広いが、ちゃんとした案内もなく、まだ誰もやっていないならやろうと思った」としたうえで、「もしかしたら北条氏照公にお呼ばれしたのかも」と話す。

 調査は距離を歩数で測るなど地道に進めており、「最初は100円ショップで売っているカウンターを使っていたが、すぐに壊れてしまった。4、5歩行っては方位などのデータを取ることの繰り返しで、コースもまっすぐではないので1日1キロがやっと」。大小4つの滝が連なり、高低差が50メートルにもなる「青龍寺の滝」を巡った際には命綱が必要となるなど危険な思いをしたと振り返る。「特に3段目の滝は落差が13メートルもあるのでスリリングだった」。地図の製作には、1カ所のデータを修正すると周辺も修正せざるを得なくなることから、編集だけで3カ月ほどかかったという。

 ルート全体のうち踏査できたのは70%ほど。このうち簡易測量まで終わっているのは40%ほどのため、今回のマップについては「2016年版」の名前をつけた上で「まだ通過点」とする。「八王子市が高精度地形データを持っているので、それが使えるといい」。

 今後の課題の一つが八王子城跡の保護。「400年もたつといろいろと崩れてしまっており、石垣なんてほとんど壊れてしまっている。国有林の伐採作業に伴って古道の破壊も進んでいる。これからは遺構をどう守っていくかがポイント」としたうえで、「そのためにも、もっと情報を増やしたい。ここでやめるわけにはいかない」と意気込む。

 八王子城は、北条氏の3代目・北条氏康の三男である北条氏照が築いた山城。1584年〜1587年ごろに築かれたと伝えられており、1590年の豊臣秀吉による小田原攻めの一環で落城したとされる。

 価格は2,000円(税別)。
posted by 銀河流星 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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