2015年09月09日

工学院大学(八王子市中野町)が、「建築アーカイブ 工学院大学八王子図書館」を年内刊行へ

 工学院大学八王子キャンパス(八王子市中野町)が、「建築アーカイブ 工学院大学八王子図書館」を2015年内刊行しますわーい(嬉しい顔)

 同キャンパスにある図書館は、同大の武藤章・建築学部教授による晩年の名作で、保存を求める声が高かったそうですが、2015年9月から取り壊しが決定し、新図書館は2017年4月に完成予定。

 このため、図書館の細部データと写真を収録した書籍を刊行し「建築の記録保存」を目指すことになりました。

 貴重な建物が解体されるのは寂しいですが、書籍として記録保存されることは、せめてもの幸いですねわーい(嬉しい顔)

工学院大学 http://www.kogakuin.ac.jp/

【記事】
工学院大八王子キャンパス 図書館解体へ…東京
(2015年8月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20150815-OYT8T50056.html?from=tw

 工学院大学八王子キャンパス(東京都八王子市中野町)の図書館の取り壊し準備が進んでいる。同大の武藤章・建築学部教授による晩年の名作だが、キャンパスの再整備計画の中で取り壊しが決まった。教え子たちは保存の道を模索したが、かなわなかったことから、図書館の細部データと写真を収録した書籍を刊行し「建築の記録保存」を目指すことにしている。

 武藤教授は、1960年代に渡欧し、20世紀の建築、デザイン界を代表する巨匠で、フィンランド出身のアルバ・アールトの設計事務所に入った。アールトから直接学んだ唯一の日本人建築家として知られる。

 図書館は武藤教授の代表作の一つで、1979年に完成した。シンプルな高床式の外観だが、内部は高低差のある複雑な構造。

 最も特徴的なのは照明だ。天井の巨大な採光窓から取り入れた自然光が間接的に室内を満たしている。個々の席の手元は独立した専用ライトが照らす。

 閲覧室の周囲を蔵書が取り囲む形で「知の中心」にいることを学生に感じさせる意図があるという。人間中心の空間作りに配慮したアールト建築の流れを色濃く反映した作品と高く評価されている。

 11万冊の蔵書は運び出しが完了しており、9月に解体が始まり、2017年4月には新図書館が完成する予定だ。

 鈴木敏彦・建築学部教授(57)は「保存がかなわなかったのは残念だが、細部にまでこだわった設計思想を後世に伝えたいと記録保存を思い立った。そのまま復元できるような詳細なものを作りたい」と話している。

 データを収めた「建築アーカイブ 工学院大学八王子図書館」は年内に刊行される予定。
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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