八王子市の北野下水処理場で処理していた汚水を、東京都が管理している八王子水再生センター(小宮町)に接続幹線で送り、処理することになります。
編入によって、放流水質の向上や経営の効率化、災害時の安定的な処理などのメリットが見込まれるそうです

ところで今一歩、その利点が何であるのかよくわからなったのですが、八王子市(東京都第24区)選出の萩生田光一衆議院議員のブログに下記のような説明がありました。
http://blog.livedoor.jp/hagiuda1/
今まで市単独の処理施設だったものを、浅川を横断する下水管を通して小宮(八王子水再生センター)の処理場まで繋ぐ事によって今後、市が高度処理施設を再築する必要がなく、大きな行革となります。又災害時等はどちらかで処理ができる複合化も可能となりました。
併せて将来の建替用地として取得をし、暫定利用を続けてきた北野広場が、防災倉庫やトイレ等の追加整備で防災機能を高め避難場所を兼ねたグラウンドとして恒久利用ができる事となります。硬式少年野球のメッカにもなり、大会などでは関東一円から選手が集う会場にもなっておりましたので、いつか無くなる不安から解消されました。
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大きなメリットがあるようですね。北野広場(北野下水処理場多目的広場)が恒久利用ができることも大きな利点です

【記事】
処理区一部を流域下水道に編入/放流水質向上、経営効率化へ/災害時の安定的な処理も/東京都下水道局、八王子市
(2015年7月9日 水道産業新聞社)
http://www.suidou.co.jp/update.htm

東京都下水道局と八王子市は6日、同市の北野下水処理場で「八王子市公共下水道北野処理区の東京都流域下水道秋川処理区編入開始式典」を開いた。
同日から同市公共下水道北野処理区の分流区域を同局多摩川流域下水道秋川処理区に編入し、これまで北野下水処理場で処理していた汚水を同局が管理している八王子水再生センターで処理しており、放流水質の向上や経営の効率化、災害時の安定的な処理などを編入によるメリットとして見込んでいる。また、北野処理区の合流区域についても平成32年度までに編入を予定している。
【記事A】
八王子市 北野処理区を流域下水へ編入開始
(2015年7月6日 建通新聞)
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/150706500036.html
八王子市と東京都下水道局は6日、八王子市公共下水道北野処理区の多摩川流域下水道秋川処理区への段階的編入を開始した。市の北野下水処理場で処理していた汚水を、都が管理している八王子水再生センター(小宮町)に接続幹線で送り、処理することになる。