2014年09月14日

総延長10キロを超える日本屈指の戦争遺跡「浅川地下壕」を世界遺産に

 以前、ブログで【八王子市が高尾の山林「金比羅山」を購入・保全へ。当地には全国最大級の「浅川地下壕」も】を紹介しました。

 そのとき以下のように書き込みしています。

「私も行ったことがあるのですが、戦争遺跡として整備し、平和学習や観光資源、ひいては世界遺産として開発できる可能性を十分に感じました。駐車場整備と浅川地下壕の一般開放のため、周辺住民との協力体制が必要です。地下壕入口が民家にふさがれているなどしていました」
http://welovehachioji.seesaa.net/article/389927897.html

 浅川地下壕は、総延長10キロを超える日本屈指の戦争遺跡で、私は世界遺産に匹敵する規模だと思います。

 浅川地下壕世界資産登録できるように整備し、隣接するミシュラン三ツ星観光地「高尾山」と連携させれば、国内屈指の観光地として八王子が一躍有名になるのではないでしょうか。さらに近くには日本100名城の一つである八王子城址、天皇家の御陵である武蔵陵墓地もあります。

 ぜひ観光資源に恵まれた八王子を、国内有数の観光地としてするために、浅川地下壕の整備を八王子市東京都にお願いしたいですね。

【記事】
総延長10キロの戦争遺跡 軍用機エンジン工場・八王子「浅川地下壕」 東京
(2014年9月14日 産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140914/tky14091402020001-n1.htm

浅川地下壕のイ地区。むき出しの掘削跡が昔のままの姿をとどめている=八王子市
浅川地下壕.jpg

 八王子市のJR高尾駅から南西方向へ数百メートル〜1キロほどの地下に、巨大トンネルが広がっている。先の大戦末期、軍用機エンジンの“地下工場”として旧陸軍が突貫工事で掘削した「浅川地下壕(ごう)」だ。

 浅川地下壕が掘られたのは、昭和19(1944)年9月から20年8月にかけて。零戦、隼など陸海軍機のエンジンを作っていた中島飛行機武蔵製作所(武蔵野市)を空襲から避難させるため、東高尾山の中腹地下をくりぬいた「イ地区」、金比羅山や三和団地の地下の「ロ地区」、初沢山の中腹地下の「ハ地区」の3つが掘削された。

 壕内は高さが2、3メートル、横幅は4・5メートル程度。最も規模が大きいイ地区は全長約4・2キロで、未完成で使われなかったロ、ハ地区を合わせると総延長は10キロを超えるという。長野市の松代大本営地下壕と並び、戦時中に掘られた地下壕では屈指の規模だ。

 公開されているイ地区に入るため、「浅川地下壕の保存をすすめる会」が主催する見学会に参加した。

 壕内は足元は比較的なだらかだが、天井や側面はごつごつした岩肌がむき出し。削岩機で開けた穴、そこにダイナマイトをつめて爆破、岩盤を掘り進めた跡も残り、工事を急いだことが分かる。掘り崩した岩石を運び出すトロッコ用のレール枕木とみられる木片もわずかだが残っていた。

 すすめる会メンバーで案内役の中田均さん(59)によると、「地下工場だったことを伝えるものは、工作機械を据え付けたコンクリート枠や坑内輸送に使った列車レールの跡、電灯線をはわせたガイシが数個ほど。ほとんど残っていない」。高い湿気で作業員が健康を害したり、工作機械もさびがひどかったりして、工場としてはほとんど機能しなかったらしい。

 見学会に参加した杉並区の会社員の女性(27)は「戦争遺跡を間近に見る貴重な体験ができた」と感想を語り、地元在住の脇道子さん(47)は「地下壕のことは祖父母から聞いて知っていたが、実際に入るのは初めて。ここで何を見たか、子供たちに伝えていきたい」と話していた。(三浦恒郎)
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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