2013年12月19日

これは便利? ご利益あり!? 「一か所七福神」の高尾山七福神

 皆さん、八王子市高尾町のケーブルカー清滝駅近くに「一か所七福神」の高尾山七福神があるのをご存知ですか。

一か所七福神」とは、一か所の社寺に7体の福神を安置し、七つの社寺をめぐらなくても同じご利益がいっぺんに得られるという七福神です。

 来年、お正月のときに七つの社寺をめぐるのが困難な方は、ぜひ「一か所七福神」にトライしてみてくださいねわーい(嬉しい顔)

 ところで、八王子では七福神吉祥天も加わり、「八福神」となります。八王子と末広の「八」を両方にかけた独自の「八王子八福神めぐり」ですよ。以前、ブログでも紹介しましたね。
八王子八福神めぐり http://welovehachioji.seesaa.net/article/244475636.html

【記事】
現代人向き? 一か所七福神
(2013年12月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/otona/tamatebako/04/tokyo/20131212-OYT8T00673.htm

福の神が一列に並ぶ高尾山七福神
高尾山七福神.jpg

 一か所の社寺に7体の福神を安置し、七つの社寺をめぐらなくても同じご利益がいっぺんに得られるという「一か所七福神」。

 「本当に一か所でもご利益があるの?」と誰もが思うだろう。同じご利益があるなら、寒い冬の最中、7社寺も歩くことはない。この質問を某寺院の関係者にぶつけてみると、「1社寺だけでも7社寺でも、ご利益は変わりません」と、予想通りの返事がかえってきた。

 信心はお参りする人の心の持ち方にある。「面倒だから一か所ですませちゃえ」では、ご利益はない。「足腰が弱って七か所も歩き通せない」「東京の七福神は歩き尽くしたから少し違った七福神はないか」など、正当な理由があれば、七福神にも心が通じよう。

「一か所七福神」の福神のお姿は新しい。今回いくつか回ってみたが、どれも昭和以降に造られたものだった。露座の石の福神がほとんどで、六地蔵や七観音のように7体が一列に並んでいたり、北区の金剛寺のように境内でミニ七福神めぐりができたり、環境もさまざまだ。港区の豊川稲荷東京別院の七福神は、熱心な信者からの寄進だそうだ。一体一体、寄進者が異なるというから、福神への思いが伝わってくる。

 社寺の七福神の由緒は今ひとつはっきりしない。その中にあって、品川区の品川寺ほんせんじの七福神は、海外に流出した寺の鐘が昭和5年に戻ってきた記念として、鐘楼の周囲に祀ったという由緒がある。

 異なるお姿の七福神は見慣れているが、可愛過ぎる七福神には、手を合わせながらも、「ご利益があるのかな?」と半信半疑になってしまう。葛飾区の良観寺や高尾山麓の七福神がそれ。赤羽駅西口の七福神はデフォルメされ、モニュメントに過ぎない。

「一か所七福神めぐり」に抵抗感があるなら、従来の7社寺巡り+一か所七福神めぐりはいかがだろう? なお、ご朱印やスタンプ、七福神グッズの販売はないようだ。忙しい現代人向きかもしれない。(文・写真/清水克悦 カルチャーセンター講師)

東京にある代表的な一か所七福神
豊川稲荷東京別院(港区元赤坂1-4-7)
金剛寺(北区滝野川3-88-17)
品川寺(品川区南品川3-5-17)
良観寺(葛飾区柴又3-33-13)
高尾山七福神(八王子市高尾町 ケーブルカー清滝駅近く)
赤羽駅西口七福神(JR埼京線赤羽駅西口からすぐ)
posted by 銀河流星 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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