2013年08月05日

江戸時代から続く蔵造りの荒物店「加島屋」(八王子市八幡町)

 八王子は古い街なので、街中にとてもレトロなお店を見つけることができます。そんな八王子の歴史を感じさせてくれるお店の一つが、江戸時代から続く蔵造りの荒物店加島屋」(八王子市八幡町11−6)です。

 1945年の八王子大空襲八王子の街は焦土と化しましたが、加島屋は焼け残った貴重なお店となりました。

 加島屋でタバコを買いがてら、お店の人に、なぜ店蔵が焼失しなかったのかを聞いてみました。

 加島屋にも何発か焼夷弾が命中したそうですが、避難するときお店のシャッターをきっちり閉めていたことで、店蔵は密閉状態になっていて酸素不足で炎が燃えさからず、くすぶっている状態。店蔵の上から何度も水を流し込んだあとに数日おいて店蔵を開けたそうです。

 慎重な行動が、お店を守り、現在に受け継がれているんですねわーい(嬉しい顔) 歴史の重みを感じます。

加島屋(撮影:銀河流星)
加島屋1.jpg
加島屋2.jpg
加島屋3.jpg
加島屋4.jpg
加島屋5.jpg
加島屋6.jpg
※右から読むんですよ!

【記事】
八王子、時代が休む街道(2010年10月5日 日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO15604260R01C10A0000000/

 週末の朝の中央線は高尾山行きの人でがやがや。水筒を下げた親子と座っていると休日気分が高まってくる。といってもこちらが目指すのは山ではなく牧場だ。JR八王子駅で下車、ユニークな貨車が目に留まる。砂利やコークスを運ぶ逆三角形の漏斗型の車体がかわいらしい。

 「おいしいヨーグルトがある」と知人に聞いた「磯沼ミルクファーム」は、南口からバスで10分。つぶらな瞳の牛が100頭。リフレッシュに格好の場所だ。

 牧場主の磯沼正徳さんは街の人と牛との交流をかかげて酪農体験学習を提案し、小さな工房で牛乳やヨーグルトを作る。「明治初頭、東京に3700頭の乳牛がいた。酪農は街から始まったんですよ」。ミルクを自在に加工するのが牧畜の面白さと話す、磯沼さん自慢の牛乳をごくり。とびきりの「おめざ」だ。

 八王子は江戸期に宿場町として発展し、明治以降は織物産業が栄え、物資の集散地でもあった。その名残を探そうと北口から甲州街道に向かう。歩き始めた途端、個性的な専門店のとりこになる。

 街道沿いにある店はほとんどが間口が狭く、奥に長い造り。外に並んだ乾燥豆に引かれて入った「黒沼鰹節店」は「創業慶長年間」と書かれた看板が重々しい。創業当時は旅籠だったという。

 「橋本要助商店」は染料がずらり。織物の街ならではの店には美大生の客も多い。ひときわ目立つ荒物屋「加島屋」はどっしりした蔵造りだ。裸電球がともる中、ほうきやたわしを見る。「最近、はたきが出るんです」と店の人。昔の掃除道具が見直されているようだ。

加島屋7.jpg
加島屋の蔵造りの建物はかいわいでも貴重。きちんと手入れが行き届く

 向かいのビルにふと目をやると、カラフルなウエアのサイクリストたちが次々吸い込まれていく。「なるしまフレンド八王子E―D」は自転車愛好家たちの無料休憩処だ。日本最大級のクラブチームを率いる八王子生まれの鳴嶋英雄・なるしまフレンド会長が「自転車好きの人に喜んでもらうことが生きがい」と一昨年開いた。甲州街道は各方面へ向かうロードバイクが疾駆する通り。仲間たちとここに戻って一息つくのが皆の至福の時だ。

 一休みしようと市民の散歩コース、浅川へ。川沿いをランニングする人が次々通り過ぎる。遠くに連なる山を見ていると、住民がいう「適度な田舎っぽさと適度な都会」を実感。丘陵地にある小宮公園では野鳥のさえずりが響く。

 繊維産業が衰退しても、多摩美術大学や東京造形大学を抱える八王子には、ものづくりの人々が集まってくる。西八王子に住む陶芸家の井山3希子さんは自宅1階をアトリエに改装。周囲に彫金や織物作家も多く、合同展などもする。

 路地裏にある井山さんおすすめの「ガスリーズ・ハウス」は織物工場をそのまま使った建物に西洋骨董が並ぶ。高い天井には明かり取りの窓。「電気のない時代に建てられた、洋風工場建築の走り」と店主、塩見和彦さんが教えてくれた。

 その近くの住宅地にある「ブラウエン・ベルグ」はお客がひっきりなしに来る。オーナーの青山健司さんが作るドイツ製法のハムやソーセージは、絶品だ。生ハムのようなベーコン、トマトとチーズのケーゼを購入してから、ツタで覆われた「ギャラリー・ヤスタケ」へ。2階のギャラリーを見てから1階でお茶を飲んでいると、地元の人が音楽談義を続けていた。芸術を愛する市民が多いためか、八王子にはギャラリーが10軒ほどある。

夕食は駅近くのインド料理「インドラ」で。インド料理店が都内でもまだほとんどなかったという34年前から、天野順子さんが切り盛りしている。「個性的すぎて最初は美大生しかドアを開けられなかったみたい」

 カウンターで食べていると常連さんたちと仲良くなり、皆がお気に入りの店を挙げはじめる。魚屋、甘納豆屋、帽子屋――といずれも古い専門店ばかり。この地では、ゆったりと流れる時間が、人やものづくりをはぐくんできたように感じた。[写真・文 松本和佳]
(日経マガジンの掲載記事を基に再構成)

コーディネート ボクサーパンツ SPUTNICKS infoabso mens egg プレミアムブラックシャンプー メンズエステ MEN'S TBC 賃貸 埼玉
脱毛器 ジャパンネット法務事務所 独立開業 RealPlayer
posted by 銀河流星 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子タウン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック