
50年も経過してしまえば、普通は途絶えてしまいそうですが、祭りのにぎわいを知る人たちが「復活させたい」と動き出し実現したそうです。素晴らしいですね

お十夜は午前10時〜午後4時。境内には屋台が並び、午後2時半からはシンガー・ソングライターの嘉門達夫さんのトーク&ライブも行われます。
境内や近くにほとんど駐車場がないため、JR八王子駅北口側から無料送迎バスが運行されるそうなので、それを利用すると便利ですよ

大善寺 http://www.fujimidaireien.jp/04-1/index.html

「大善寺十夜大法会」は関東三大十夜の一つとして知られ、毎年10月13日から15日の3日間、近郷近在の参詣者で町中は賑わっておりました。寺伝によれば当山のお十夜は、八王子城が落城した時の戦没者を慰霊するために江戸の初めの頃より行われるようになったといわれております。
現在の寺地に移動するまで、およそ三百年余の歴史と伝統をもつ行事でありました。 その儀式様式はお十夜の発祥で知られる鎌倉光明寺の流れを汲むものながら当山の様式である「風誦文十夜(ふじゅもんじゅうや)」といわれる独自の法式(滝山流)が確立されておりました。
大正から昭和に至り、十夜法要は「八王子のお十夜」として、サーカス小屋がかかるほど賑わっておりました。寺地の移転に伴い休止を余儀なくされておりましたが、近年ようやく再興を果たしました。
【記事】
「お十夜」祭り50年ぶり復活へ 八王子(2012年10月10日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20121009-OYT8T01587.htm
かつて大勢の人でにぎわった大善寺(八王子市大谷町)の祭り「お十夜」が20日、地元の人たちの熱意が実り、50年ぶりに復活する。区画整理に伴い、同寺が移転したことで途絶えてしまったが、当日は、大横町にあった頃、境内の山門にあった阿吽(あうん)の仁王像もお披露目される。
お十夜は浄土宗の法要の一つで、大善寺では八王子城落城の際の戦没者を慰霊するために、江戸時代初期から行われてきたとされる。
同寺が大横町にあった当時は、毎年10月13〜15日の3日間行われ、境内には屋台や見せ物小屋、サーカス小屋などが並び、八王子周辺から大勢の人が訪れたという。祭りのために臨時列車が運行されるほどのにぎわいぶりだったが、大善寺が市街地の区画整理などに伴って1962年に大谷町へ移転してからは途絶えていた。
昨年頃から、祭りのにぎわいを知る人たちが「復活させたい」と動き出した。昨年10月には寺の檀家(だんか)や近隣の子供たちなどを対象に、屋台を出した祭りを“試行”した。今年は、八王子商工会議所などの後援を取りつけて、本格実施にこぎ着けた。
八王子お十夜実行委員会の山崎堯夫委員長(73)は「お十夜のにぎわいぶりを知っている人が60歳以上になり、復活には今しかないと思った。八王子の大きな祭りの一つになるようにしたい」と話している。
お十夜は午前10時〜午後4時。境内には屋台が並び、午後2時半からはシンガー・ソングライターの嘉門達夫さんのトーク&ライブも行われる。境内や近くにほとんど駐車場がないため、JR八王子駅北口側から無料送迎バスが運行される。
問い合わせは大善寺(042・642・0716)。












コメントありがとうございます。
「山上に燈(ひ)を移したる十夜寺」の意味は私にはわかりませんが、大善寺お十夜に詳しいどなたかが、こちらにコメントくださるといいですね。