2011年08月04日

大蔵木工所「東京こけし」

皆さん、東京にも「こけし」人形があるんですよ。その名も「東京こけし」。頭の大きな首飾りのある可愛いこけしです。テレビなどでも紹介されたこともあるので知っている方もいるかもしれませんね。
毎日新聞に八王子の特産品「東京こけし」の記事が出ていたので紹介しますわーい(嬉しい顔)

東京こけし 出典:http://utrblog.exblog.jp/13318766/
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毎日新聞 2011年8月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110804ddlk13040243000c.html

東京見聞録:東京こけし 八王子の大蔵國宜さん /東京
 東北地方の名産品として知られるこけし。産地ごとに形や色彩が異なり、それぞれに伝統の技が息づく。そんなこけしを作る職人が八王子市にもいた。「東京こけし」の唯一の作り手、大蔵國宜(くにのぶ)さん(68)だ。一体一体手作りで仕上げる作品は、大きな頭に丸く短い体、そして愛らしい首飾りが特徴だ。なぜ八王子なのか、独特の形はどうやって生み出されたのか。その理由を探りに、大蔵さんが営む木工所を訪ねた。【町田結子】

◇夫婦二人三脚で丹念に
 八王子市元横山町の住宅街の一角。「大蔵木工所」では朝から、木工旋盤の音が響いていた。戦後すぐに建てたという工場内には、出荷前の作品やそれらを生み出す工具などが所狭しと並んでいる。

 「まあ、一度見てごらんよ」。大蔵さんはそう言うと、長さ12センチの角材を旋盤にセットし、電源を入れた。高速で回転する木材の表面に鑿(のみ)が入ると、木くずがシュルシュルと音を立てて宙を舞う。首にくびれを入れ、まずは頭が完成。続いて平たい鑿であっという間に首飾りが形作られると、最後につるりとしたとっくり形の胴体が現れた。使用した鑿は大小3種類。最後にやすりをかけて完成させるまで、要した時間はわずか3分ほどだ。「はいどうぞ。あげるよ」。できたばかりのこけしは手に取るとまだ温かく、やさしい木の香りがした。

旋盤やろくろで木材を回転させながら削り、さまざまな器物を作る職人「木地師」。祖先は長野県木曽の出で、大蔵さんは5代目だ。織物業が盛んだった八王子で先代が木工所を開き、糸巻き用のボビンや反物を巻く心棒など、織物部品を手がけた。注文は山のようにあり、最盛期には市内にも20以上の木工所が存在したという。

 大蔵さんも中学卒業後に働き出したが、養蚕業の衰退とともに仕事は激減。そのため民芸品などを作るようになったものの、それらも中国産の安価な商品に押され、次第に売れなくなった。「なんかしなきゃ食えないだろう……」。閉塞(へいそく)感が漂っていた。

 転機は35年ほど前に都心であったイベント。国産木材をPRするため木を削る実演をすることになり、「単なる丸棒ではつまらない」と試しにこけしを作った。来場者からもデザインを募ったところ「大きな頭のを作って」とリクエストが。これが原型となった。トレードマークの首飾りも、客の声から生まれた。

最初は東北のこけしのように胴体が長いものを作ってみたが、さっぱり売れない。試行錯誤を重ね、10年かけて今の独特の形が完成した。そんな中、「やっぱり絵がないとダメだなって。手先が器用だった母ちゃんに、絵を描けって言ったんです」。かつて美容師だった妻昌子さん(65)が、藤やツバキ、コスモスやボタンなど季節の花々を描くようになり、華やかさが加わった。「世界に通じるように」と、あえて「八王子」を使わず「東京こけし」と名付けた。

 木材は、岩手県から購入する水木(みずき)を使う。色が白く、昌子さんの絵が際立つからだ。うわさが広まり、テレビ番組などでも紹介されると、注文がどっと増えた。だが、集中力が必要な作業のため、1日50個削るのがやっとだ。その上、人形ができても一つ一つ丹念に描く昌子さんの作業にはさらに限界がある。「採算? もちろん合わない。でも買いに来てくれたお客さんの『こんなふうにできるの?』って驚く反応がうれしいし、何よりこれのおかげで今の仕事があるから」。木工所の名が知れ渡ったことで、テーブルの脚やツボ押し、記念品など、こけし以外の仕事も舞い込むようになったのだ。

 木工所は自分の代で閉めるという。「母ちゃんとは『どっちかが死んだら、こけしはやめよう』って言ってるんだ」

夫婦二人三脚で、丹精込めて仕上げる一代限りの工芸品、東京こけし。取材を終え帰る道すがら、なぜか少しさみしくなった。

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 ◆メモ

 ◇携帯ストラップも人気
 東京こけしは現在、仕事場である木工所のほか、イベント会場などに出向いて販売している。サイズは約11センチ(600円)から大きいもので約20センチ(3000円)。絵柄の希望も受け付けている。5センチほどの無地の携帯電話ストラップも人気だ。

 全国近代こけし展で過去、数回入賞を果たしている。

 木工所は八王子市元横山町3の12の3。問い合わせは同所(電話042・622・2978)。

【関連記事】
夫婦一代・東京こけし http://utrblog.exblog.jp/13318766/
沿線の達人/大蔵國宜さん(東京こけし 職人)・前編
http://www.happy-town.net/t_life/00001890.html
沿線の達人/大蔵國宜さん(東京こけし 職人)・後編
http://www.happy-town.net/t_life/00001891.html

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posted by 銀河流星 at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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