2020年12月24日

ユネスコが日本の「伝統建築工匠の技」の無形文化遺産への登録を12月17日決定! 「吉匠建築工藝」(八王子市川口町)は「建造物木工」を受け継ぐ

 ユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は、日本の木造建造物を受け継いでいくための宮大工や左官職人などの技術「伝統建築工匠の技」の無形文化遺産への登録を決めました。

 ユネスコは、オンライン形式で開いている政府間委員会で日本時間の2020年12月17日夜、日本が提案した「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」について審議を行い、その結果「無形文化遺産と有形の文化遺産である建造物との本質的な関係に光をあてるものだ」などとして、無形文化遺産への登録を決めました。

 もちろん、神社仏閣の多い八王子市にも「伝統建築工匠の技」を受け継ぐ会社があります。八王子市川口町にある建設会社「吉匠建築工藝」は、伝統的な木造建築に必要な技術「建造物木工」を受け継いでいます。文化庁が認定する保存団体に所属し、これまでに出雲大社の本殿など国宝や重要文化財の修復工事に携わってきました。

 ユネスコ無形文化遺産への登録によって、多くの方が関心を持ち、また伝統技術を受け継ぐ後継者として立候補してほしいですね^^

吉匠建築工藝(八王子市川口町)https://www.yoshisho.com/
吉匠建築工藝.jpg
未来に誇れる木造建築を
この度は、吉匠建築工藝のホームページをご覧頂きましてありがとうございます。先人の築いた世界に誇れる伝統建築技術が次第に失われつつある昨今であります。私たちは日本建築を通して、この貴重な技術を習得伝承し、未来に誇れる木造建築を残すために情熱を傾け精進しております。


【記事】
木造建築物技術が無形文化遺産に
(2020年12月21日 NHK首都圏 NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20201221/1000057711.html

木造建築物技術が無形文化遺産に.jpg

 ユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は、日本の木造建造物を受け継いでいくための宮大工や左官職人などの技術「伝統建築工匠の技」の無形文化遺産への登録を決めました。

 ユネスコは、オンライン形式で開いている政府間委員会で日本時間の17日夜、日本が提案した「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」について審議を行いました。その結果「無形文化遺産と有形の文化遺産である建造物との本質的な関係に光をあてるものだ」などとして、無形文化遺産への登録を決めました。

 「伝統建築工匠の技」は、文化財建造物の保存に欠かせない「建造物修理」の技術や、屋根をふく技術の1つ「かやぶき」、壁の表面を土やしっくいで仕上げる「左官」や、「畳製作」など17の伝統技術で構成されています。

 伝統建造物を受け継ぐための技術が無形文化遺産に登録されることについて現場の職人たちからは喜びや期待の声が聞かれました。

 このうち東京・八王子市の建設会社「吉匠建築工藝」は、伝統的な木造建築に必要な技術「建造物木工」を受け継いでいます。文化庁が認定する保存団体に所属し、これまでに出雲大社の本殿など国宝や重要文化財の修復工事に携わってきました。

 大工になっておよそ50年という棟りょうの吉川輔良さん(68)は「うれしいです。続けてきて良かったと思います。日本の文化を残していこうという機運が高まるのではないかと思います」と無形文化遺産への登録による効果に期待を示しました。文化財の修復における木工は昔ながらの道具を使って手仕事で木材を加工したり、建物の現状を維持するために傷んだ部分にだけ接ぎ木をしたりする精巧な技術が求められるといいます。

 吉川さんは「文化財というのはタイムカプセルみたいなもので、各現場を解体してみると先人のいろんな技を見ることができます。それが大工にとって勉強にもなるし楽しみです」と話します。一方で、後継者不足に加え、林業の衰退で木材を入手するのが困難になっていることなど、課題もあるということで吉川さんは「放っておけば技術は絶えてしまうので人を育てていきたいです。無形文化遺産への登録で私たちの仕事が見直されればと思います」と話しています。


 後継者不足は、日本の木造建造物の伝統技術を受け継いでいくうえで共通の課題となっています。

 東京・目黒区の左官職人、磯部猛さん(55)は国の重要文化財に指定されている東京・文京区の根津神社の楼門など多くの文化財の修復工事に携わってきました。磯部さんは、今回、登録された技術に壁の表面を土やしっくいで仕上げる「左官」の技術も含まれていることについて、「携わっている業者にとっては意欲にもつながるし自分たちの意識を高めるためにもすごくいいことだと思う」と述べ、歓迎しました。

 そのうえで、磯部さんは文化財の修復技術を学びたいという若い人はいるものの長続きする人は少ないとして「今回の登録は若い子の意欲にもすごくつながってくると思う。ものすごく大切な仕事をしているんだという認識をもってもらえれば、つらいことや嫌なことがあっても長続きしてくれると期待している」と話していました。磯部さんが携わる文化財の修復工事に参加している23歳の左官職人の男性は「自分の仕事について同級生に話しても伝わらなかったけど、無形文化遺産登録のニュースをきっかけに広く知ってもらえそうでモチベーションにつながります」と話していました。

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posted by 銀河流星 at 00:00| Comment(0) | 八王子カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする