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川口土地区画整理事業の着工式が、2019年12月1日開催されました。同計画地は、初弾として区域内の造成に向けた仮囲いの設置工事などに着手していましたが、起工式を終え本格的な工事に入ります。
同計画地は、圏央道の八王子西インター北側に位置する立地を生かし、流通・産業拠点の基盤を整備するもので、計画地は川口町、上川町、美山町、西寺方町の各一部(区域面積172ha)。
地区北側の約96haは都市計画公園として保全します。事業費は169億円。事業期間は2026年3月までとなっており、都内でも有数の大規模開発となります。
工場などを誘致すれば、2,500規模の雇用創出も期待できるそうです。八王子市北西部活性化の起爆剤になることでしょう。
過去の報道によると、同計画地には多くの企業が関心を示しており、事業会社メンバーである大和ハウス工業をはじめ、多数の企業が進出すると考えられ、雇用面ばかりでなく、法人税収の面でも大きな期待が寄せられています。
【記事】
川口土地区整(東京都八王子市)/基盤整備が起工/組合、施工はフジタJV
(2019年12月3日 日刊建設工業新聞)
https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3201912030406
事業の完了イメージ

東京都八王子市の川口土地区画整理組合(高野英男理事長)は、土地区画整理事業に伴う基盤整備工事に着手し、1日に現地で起工式を開いた。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)に近い立地を生かし、流通・産業拠点の基盤を整備する。区域内に進出する企業の誘致を進めており、2021年度ころに決定したい考えだ。基盤整備工事の施工はフジタ・大和ハウス工業JVが担当する。
起工式の神事では大和ハウス工業の浦川竜哉取締役兼常務執行役員が鎌、高野理事長は鍬、フジタの藤井正裕取締役兼常務執行役員が鋤を入れ、工事の安全を祈願した。
鎌を入れる浦川竜哉常務執行役員

鋤を入れる藤井正裕常務執行役員

高野理事長は「工場などが誘致できれば約2500人の新たな雇用が生まれると言われている。地域活性化の起爆剤になってほしい」とあいさつした。浦川常務執行役員は「都内有数の区画整理事業になる。安全第一で、環境に配慮して工事を進めたい」と意気込んだ。
鍬を入れる高野英男理事長

計画地は川口町、上川町、美山町、西寺方町の各一部(区域面積172ヘクタール)。圏央道の八王子西ICの北側に位置する。地区北側の約96ヘクタールは都市計画公園として保全する。事業費は169億円。事業期間は26年3月まで。
□尾之内泰志所長(フジタ東京支店)の話□
「長い工事になるので安全に配慮しながら作業を進める。皆さんに喜ばれるものができればと思う」。