2017年10月05日

花街を再開発へ。中町に花街の歴史・文化を伝える集客施設を整備。2019年度着工、2020年度完成

 今日の日本経済新聞のニュースに驚きました! 

 八王子市まちづくり公社が、多摩地域で唯一の花街として知られる八王子市中心部の中町に、花街の歴史・文化を伝える集客施設を整備するため用地を取得したそうです(^^)

 八王子市中心市街地活性化基本計画の目玉事業に位置づけており、2019年度着工、2020年度完成を目指します。

 具体的には芸者の踊りを観光客が見物できる舞台や展示施設などの整備を検討するとともに、収益を上げるため、施設内に飲食・土産物店などを誘致する考え。

 また隣接地にある料亭や置き屋など花街関係者がつくる団体「八王子三業組合」が建物を建て替えて、新たな舞踊練習場を設ける計画もあるそうです。

 まさに歴史と伝統を誇る八王子らしい中心市街地活性化策と言えるのではないでしょうか。2020年東京五輪開催前の竣工を目指しているので完成が楽しみですね(^^)

八王子芸者(撮影:銀河流星)
伝承のたまてばこ〜多摩伝統文化フェスティバル2017〜A.JPG
伝承のたまてばこ〜多摩伝統文化フェスティバル2017〜B.JPG


【記事】
東京・八王子市、花街の集客施設を建設
(2017年10月5日 日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21880570U7A001C1L83000/

 東京都八王子市の外郭団体、八王子市まちづくり公社は多摩地域で唯一の花街として知られる市内中心部の中町に花街の歴史や文化を伝える集客施設を整備する。用地を取得した。市は中心市街地活性化基本計画の目玉事業に位置づけており、2019年度着工、20年度の完成を目指す。

 中町はJR八王子駅北口から西側に徒歩約10分のところにある。明治期に八王子の主要産業として栄えた織物業とともに発展した花街として知られる。織物業の衰退に伴い、芸者の数は一時、約10人まで減ったが、近年は20人まで増加した。黒塀や石畳舗装の道路など風情ある景観の整備もあり、観光客も相次いでいる。

 集客施設の建設地は中町地区のほぼ中心に位置する約900平方メートルの土地。公社はこのほか、同じ地権者から周辺3カ所の小規模な土地(計約900平方メートル)も併せて取得した。

 施設の中身は市や公社、八王子商工会議所が主要メンバーである「八王子市中心市街地活性化協議会」が今後詰めるが、花街を中心に八王子の歴史や文化を伝える施設を基本コンセプトに掲げる。具体的には芸者の踊りを観光客が見物できる舞台や展示施設などの整備を検討するとともに、収益を上げるため、施設内に飲食・土産物店などを誘致する考えだ。

 このほか、同じく土地を取得した周辺の3カ所にはトイレを備えた休憩施設などに活用する方向で検討する。今年度は基本計画を策定、18年度に実施設計に着手し、19年度に着工、東京五輪開催前の完成を目指す。観光資源としての花街整備を推進してきた田辺隆一郎・八王子商工会議所会頭は「10年近い懸案だったが、これで出遅れていた八王子の中心市街地再生への取り組みが大きく動き出すだろう」と話す。

 隣接地にある料亭や置き屋など花街関係者がつくる団体「八王子三業組合」が建物を建て替えて、新たな舞踊練習場を設ける計画もある。

 八王子市は今年度末の国の認定取得に向けて、各種補助金や税の優遇措置を受けられる中心市街地活性化法に基づく基本計画づくりに取り組んでいる。同計画に盛り込む重点事業として中心部東側の旭町地区での商業施設などの再開発事業とともに、花街の集客施設整備を位置づけている。
posted by 銀河流星 at 23:00| Comment(0) | 八王子タウン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする