2016年08月31日

八王子市に住む原爆被爆者の上田紘治さんが、『広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相』(天地人企画)を自費出版

 以前ブログで【「八王子 平和・原爆資料館」(八王子市元本郷町)の移転・活用を考える】を紹介しました。
http://welovehachioji.seesaa.net/article/438273373.html

 八王子市に住む原爆被爆者上田紘治さん(74歳)が、被爆者13人の声を集めた中国語日本語の対訳本『広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相』(天地人企画)を自費出版しました。

 「多くの言語に訳すことで、多くの国の人に直接、被爆者の声を伝えていきたい」とのことで、これまでベンガル語版の対訳本を出版しており、ロシア語版やフランス語版も計画しているそうです。

 世界中の多くの方に、原爆の恐ろしさ、原爆被爆者の声を伝え、平和を考える契機としていただきたいですね。

 本は、八王子市内のくまざわ書店などで入手できます。価格は2000円(税別)。


【記事】
自費出版
被爆者の声、中国語で 八王子・上田紘治さん ロシア語、フランス語版も計画 /東京
(2016年8月30日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160830/ddl/k13/040/087000c

中国語版とベンガル語版の対訳本を手にする上田さん=八王子市内で
広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相.jpg

 八王子市に住む原爆被爆者、上田紘治さん(74)が、被爆者13人の声を集めた中国語と日本語の対訳本「広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相」(天地人企画)を自費出版した。上田さんは2014年にも同様のベンガル語版の対訳本を出版しており、ロシア語版やフランス語版も計画している。「多くの言語に訳すことで、多くの国の人に直接、被爆者の声を伝えていきたい」と話している。【黒川将光】

 上田さんは3歳のころ、広島市内の爆心地から10キロほど離れた自宅で、家族とともに被爆した。就職のため18歳で上京。電機会社で営業の仕事をしながら被爆者連帯運動にも参加し、住居地の八王子市内に組織した被害者の会の事務局長などを務めた。退職後は老人福祉関係のNPO代表として活動している。

 対訳本の出版は、10年に東京のモスクであった原爆関係の展示会で知り合ったバングラデシュ人男性に「外国人に原爆の被害を伝える本を作ってみてはどうか」と、勧められたことがきっかけ。知人の広島の被爆者17人から原稿を集め、バングラデシュの公用語、ベンガル語版の対訳本「広島の声」(東洋書店)を、14年に自費出版した。ただ、政情不安もあり、せっかくの対訳本も現地へ送ることが難しい状況が続いている。

 そうした中、15年春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、日本が世界の指導者に被爆地訪問を促したことに中国が反発した。この話を聞いた上田さんは「中国の人にも原爆被害の姿を知ってほしい」と思い立ち、広島9人、長崎4人の被爆者の声で構成する中国語版を8月、自費出版した。

 上田さんは「私も被爆者手帳を持つ。国からの支援を社会に還元するのは当然だ」と話している。当面は現地図書館への寄贈を進めるが、中国国内への販売ルート確保も検討している。国内では八王子市内のくまざわ書店などで入手できる。価格は2000円(税別)。

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【八王子市イベント情報】
☆2016年9月3日(土)・4日(日)
第15回 踊れ西八夏まつり
http://www.248shop.net/event/2016-summer.html

☆2016年9月11日(日)
巨 人 ― DeNA (イースタン・リーグ)
於・ダイワハウススタジアム八王子(八王子市民球場)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/npb/2016/schedule/eastern09.html

☆2016年9月17日(土)
越中八尾おわら風の舞 in 八王子
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/sangyo/shogyo/event/030875.html
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2016年08月30日

都内初。八王子市が2016年10月から、1、2歳児を対象とするB型肝炎ワクチンの無料接種を始める

 八王子市は、東京都初の中核市になって、先進的な取り組みを数々行っていますが、今度は、2016年10月から、1、2歳児を対象とするB型肝炎ワクチン無料接種を始めるそうです。

 必要経費を、2016年9月定例市議会に提出する補正予算案に盛り込みました。都内の自治体としては初めての試みです。
 
 このような先進的な取り組みの積み重ねによって、八王子市の自治体としての魅力も高まっていくのでしょうね(^^)


【記事】
B型肝炎ワクチン、1・2歳児も無料化 八王子市で都内初
(2016年8月30日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000071-san-l13

 幼児が汗や涙、尿などの思いがけない原因でB型肝炎に感染、キャリアー化(持続感染)するのを防ぐため、八王子市は10月から、1、2歳児を対象とするB型肝炎ワクチンの無料接種を始める。国が0歳児への無料定期接種を始めるのに歩調を合わせた独自事業で、任意接種ながら都内の自治体では初めて、希望する対象者は全員が無料で受けられるようにした。

 ワクチンは間隔を開けて3回接種する必要があり、八王子市内の1、2歳児で接種回数が2〜0回の対象者は約7700人。このうち2600人程度が接種すると推計して、1回6667円の接種費用すべてを市が負担する。必要経費は5200万円と見込んでおり、9月定例市議会に提出する補正予算案に盛り込んだ。

 B型肝炎は主に血液、体液に触れる行為(医療行為、母子感染、性行為)で感染するとされたが、平成14年に佐賀県で発生した保育所での集団感染で、アトピーなどの皮膚疾患があると日常生活のなかでも感染が起こりうることが確認された。また、唾液を介した父子感染のケースの危険性もあるという。

 B型肝炎は健康な大人が感染しても一過性で終わる場合が多いが、乳幼児の場合はキャリアー化しやすく、ワクチン接種が有効とされている。


【記事A】2016/8/31追記
B型肝炎の予防接種 八王子市、3歳未満を無料に
(2016年8月31日 東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201608/CK2016083102000146.html

 乳幼児にB型肝炎の予防接種を促そうと、八王子市は十月から、市内の三歳未満児がB型肝炎の予防接種を受ける場合、自己負担を無料とする制度を始める。国がゼロ歳児に無料の定期予防接種を始めるのに合わせて、市が接種費用を全額負担する対象を独自に拡大する。(村松権主麿)

 三歳未満まで無料になるのは都内初で、全国でも珍しいという。八王子市は九月定例市議会に、関連の五千二百万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。

 B型肝炎ウイルスは、血液だけでなく尿、涙などを通じて感染する。出産時の母子感染やほかの子どもなどとの接触で感染することもあり、ワクチン接種による予防が重要とされる。

 免疫力の強い大人はウイルスを体外に排出し、一過性で終わりやすいが、乳幼児は体内に潜んでキャリアー化(持続感染)しやすい。その場合、中高年になって肝硬変や肝がんになる可能性もある。

 国が十月に始める定期予防接種は、今年四月一日以降に生まれたゼロ歳児が対象。通常、三回の注射が必要で、一回目の後、五カ月後までに二回受ける。発熱などで延期したまま一歳を迎えると無料の対象から外れるため、保護者が負担感から予防接種を見送ることが懸念されている。

 市が対象とするのは、四月以前に生まれたゼロ歳と一、二歳児。石森孝志市長は「医師会の要望も受けており、国の枠を超えた制度を整え、接種を促進する必要があると判断した」と説明した。市内在住者が対象で、市と契約する予防接種協力医療機関で接種すると、一回六千六百六十七円の費用が無料となる。問い合わせは市健康政策課=電042(645)5102=へ。
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2016年08月29日

映画「シン・ゴジラ」の主人公、長谷川博己(はせがわ ひろき)は八王子市出身

 皆さん、大ヒット上映中の映画「シン・ゴジラ」の主人公、長谷川博己八王子市出身なのはご存じでしょうか。

 八王子市にある中央大学を卒業し、文学座に所属していました。ぜひ応援してあげましょうね(^^)

長谷川博己 公式サイト
http://hirata-office.jp/talent_profile/entertainment/hiroki_hasegawa.html


【記事】
長谷川博己、『シンゴジラ』で感じた成長物語「問題作になるだろうな」
(2016年7月28日 オリコンスタイル)
http://www.oricon.co.jp/special/49172/

 12年ぶりに日本で復活を遂げるゴジラシリーズ最新作『シン・ゴジラ』。3.11後の現代日本に、シリーズ史上最大の体長のゴジラが出現!? 未曾有の危機を、いまの日本を生きる人々はどう乗り越えるのか?「現実 VS 虚構」(現実にニッポン、虚構にゴジラ)というキャッチコピーの現実パートを担うのは、主人公・矢口蘭堂率いる日本政府のゴジラ対策チームの面々。国家を率いるリーダー・矢口を演じた長谷川博己に、世界でも類をみない空想特撮エンタテインメント誕生の舞台裏について聞いた。

問題作になると思ったけど幸せな気持ちになった

――前作から12年ぶり、満を持しての『シン・ゴジラ』です。庵野秀明総監督が手がけた脚本を読んだとき、どのような衝撃を受けましたか?
長谷川博己 すごい発想だなと。問題作になるだろうなとは思いましたけど、なんだか僕は幸せな気持ちになったというか。専門用語も多くて、一度読んだだけでは解らないこともあったのですが、何度も読み返していくうちに脚本の深さを感じて、これを演じられることにうれしくなりました。

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――本作で、長谷川さんが演じた矢口蘭堂は、内閣官房副長官を務める政治家です。社会的側面を担う役どころを、脚本からどのように造形していったのですか?
長谷川博己 30代後半で、内閣官房副長官というポジションに立っていることに、まずこの人の独自性があると思いました。衆議院議員を2期以上経験していて選ばれればなれるのですが、ベテランの政治家やライバルが多くいるなかで普通はそのポジションに30代で就くことは難しいんです。そのリアリティを、何とかして持たせなきゃいけないという気持ちがありました。矢口とはどういう人間なのか? とことん追求していかなきゃいけないなって。
 矢口には、正義と国を守りたいという政治家としての熱い気持ちがあると思います。だけど最初に脚本を読んだとき、矢口の雰囲気が淡々としていたというか、ドライな印象を受けました。感情の起伏が全く感じられなかったんです。でも、こういうキャラクターだからこそ、あのポジションに立てたんじゃないのかなって。存在していないようで、存在しているというか、いわゆる無色な感じからスタートして、ゴジラという脅威やさまざまなものと出合い、だんだんといろんな色に変わっていく。そんなイメージで演じていったら、おもしろいんじゃないかと思いました。

――リアルを追求するという点では、ゴジラという大怪獣と対峙する役どころを演じるにあたって、特別な心がまえは必要でしたか?
長谷川博己 どの作品も、基本的には一緒です。演じるうえで、その世界観にうまく染まれるようにしたいと思っています。脚本によって、いろいろなパターンを使い分ける感じですね。脚本からどういうことを求められているとか、こういう役にしたいんだというところを見極めていく。今回は、ゴジラがメインですから、矢口と同じく、出過ぎないようにしようとは思っていましたね。それが矢口にもつながっていくのではないかと、正直、思っていました。

庵野秀明総監督との細かい確認の積み重ねで作り上げた

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――役作りのうえで、庵野総監督とはどのようなやりとりを?
長谷川博己 政治家にとって大切なのは、人とどういうふうにつき合うかという人間関係、社会性だと思うんです。ああいうポジションにいれば、上からの反発もあるだろうし、足を引っ張られることだって当然ある。そういう政治家の人たちの、基本的な人と人との関係性がよくわからなかったんです。公の場で会議室とかで座っている様子くらいしか、僕らには見えないですから。誰に対して命令口調で、誰に対しては敬語なのか、実際のところがわからなかった。
 例えば市川実日子さん扮する環境省の尾頭(オガシラ)ヒロミをはじめ、専門家たちが官邸にやって来たとき、矢口はどういう対応をするのか? 脚本にはわりと威圧的なセリフが書かれていたんですが、そんなに政治的な口調でものを言うような人間だとしたら、矢口は周りからどう思われているんだろうか? あのポジションに立つ人間って、それほど威圧的ではないんじゃないか? という話を庵野さんにしたら、「じゃあ、そこは敬語でいこうか」とか。そういう細かい確認の積み重ねで、矢口の人物像を作っていったところがあります。

――ゴジラ対策を指揮する矢口と、専門家たちのチームワークの良さに、日本人ならではの醍醐味を現場で感じる部分はありましたか?
長谷川博己 ありました。この作品は“みんなでやっていこう”という日本のチームワークが、ひとつのテーマなんでしょうね。あとは、現場に出ている人がいちばんエラいという現場主義。『七人の侍』(『ゴジラ』第1作目と同じ1954年に公開)も、チームを作って、ひとつのものに立ち向かっていった。あれって日本のスタイルなのかなって。照れ臭いんですけど、日本の良さというのは、もしかしたらそこにあるんじゃないかなという気にはなりました。変に個人主義とか、それぞれがっていうことよりも、みんなで力を合わせて、何とか乗り越えていく。それが日本のパワーなのかなって。「チームワーク」とか「一生懸命がんばる」とか、表層的にも聞こえるんですけど(苦笑)、それが大事なのかなと思います。

――「この国はまだまだやれる」という矢口のセリフには、いまを生きる全ての日本人を牽引していくような力強さを感じましたが、長谷川さんはどう解釈しましたか?
長谷川博己 国民側にいる政治家だなと、僕は捉えていました。そこに関しては(竹野内豊扮する)内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹は、多少の犠牲は厭わない現実主義者。対して、矢口は理想主義者ですよね。そういう意味ではわりと、市民や国民の側に立っている政治家というつもりでした。

庵野秀明総監督も意図していなかった“成長物語”?

――瓦礫の前で、ひとり祈りを捧げる矢口の姿も印象的でした。あのシーンのとき、庵野総監督はどのような演出をしたのですか?
長谷川博己 「これを見てどう思うか? 好きにやってください」と言われました。でもセットとはいえ、すごい迫力で。何かいろいろと思い出してしまって……自然に祈りを捧げたくなるような感じでした。矢口という人間は、純粋で熱いですよね。それは演じていくうえで、だんだんとそうなっていきました。庵野さんが「成長物語になったね」と言っていたのは、もしかしたら庵野さんもそれは意図していなかったのかもしれないですね。

――「矢口の成長物語」と言われたのですか?
長谷川博己 撮影の後半に「これは矢口の成長物語かもしれない」って。わりと順撮りで撮っていったので、次々と危機に直面していくうちに、矢口はそうならざるを得なかったのかもしれない。(矢口)本人も“成長なんてしない、十分俺は成熟している”と思っていたのかもしれないけど、最終的にはいちばん未熟だったことに気づかされていく。矢口の最後のセリフは、庵野さんの書いたセリフだなと感じました。

――本作のヒーロー・矢口の、もとい長谷川さんの目に、今回のゴジラはどう映りましたか?

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長谷川博己 チャームポイントがなくなってきましたね。今までのゴジラは、人がなかに入っていたこともあって、少し人間味のようなものを感じて、そこがチャーミングだったりもしたんですけど、今回はフルCGで作っていることが、無機物でできていることを一層感じさせるというか。そこには、いろいろなアンチテーゼがあるような気もしますけどね。レニ・リーフェンシュタールが(アドルフ・)ヒトラーを神格化して撮ったプロパガンダ映画(『意志の勝利』)を観ると、ヒトラーがすごく魅力的に見えるんですよ。それと同じような、ヒールに惹かれる心理に似ているのかも。すごくカッコいいなと思ってしまうんだけど、そう思ってはいけないような気持ちもあって……。

――第1作をも彷彿とさせるようなコメントですね。最後になりましたが、幼い頃“特撮の父”といわれるレイ・ハリーハウゼンの作品が大好きだったという長谷川さんの『ゴジラ』シリーズについてのご印象をお聞かせください。
長谷川博己 僕は、昔のシリアスな方が好きかもしれないですね。古臭い人間なのかもしれないな(笑)。でもいわゆる古臭いものを継承してやっていく人も必要ですから。僕はそれをやり続けていきたい。そういうものに興味を持ち続けたいですね。
(文:石村加奈/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

シン・ゴジラ公式サイト http://www.shin-godzilla.jp/index.html
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